司書教諭課程科目「読書と豊かな人間性」の受講生が松山市東雲公民館の図書室を見学

2026年6月11日(木曜日)、司書教諭課程科目「読書と豊かな人間性」の受講生11名が松山市東雲公民館の図書室を見学しました。
学校図書館の管理運営を担う司書教諭を目指す学生は、教職課程の科目に加え、司書教諭課程の5科目10単位を修得することで、資格を取得できます。そのうちの1科目である「読書と豊かな人間性」では、読書の意義と目的、読書と心の教育、発達段階に応じた読書の指導と計画、児童・生徒向け図書の種類と活用、読書の指導方法、家庭・地域・公共図書館等との連携について学びます。

東雲公民館は、2026年2月21日(土曜日)に開催された「第18回松山子ども読書フォーラム」において、「図書室を活用した、人と地域をつなぐ場所づくり」をテーマに事例発表を行い、高い評価を受けました。
今回の見学では、書架の配置や図書の展示、選書をはじめ、幅広い年齢層の利用者が落ち着いて読書を楽しめるよう、図書室の環境づくりにさまざまな工夫が凝らされていることを学びました。また、貸出カウンター内や司書の机を見学し、図書室の運営について理解を深めました。東雲公民館図書室は、公民館主事、補助職員、図書ボランティアによって運営されており、スタッフ全員が貸出・返却業務を行えるよう、業務の円滑化に向けた工夫がなされています。
学校図書館の運営においても、司書教諭、学校司書、図書課員、図書委員等の連携が不可欠です。今回の訪問は、関係者間の連携に必要な具体的な方策について理解を深める機会となりました。

当日は、公民館主事の方から図書室の取り組みについて説明を受けました。図書室利用者への「目配り」「気配り」「心配り」をモットーに、日常的な声かけを公民館のイベントへの参加につなげた事例や、「ふらっとしょ」「読書通帳」「子育てサロン しののめBaby BOOKCAFE」など、本を介した交流の場を作る取り組みについて紹介がありました。
現場の担当者から直接説明を受けることで、講義だけでは得られない実践的な知識を身に付けるとともに、司書教諭を目指す学生にとって、専門的な学びを深め、今後の学修の意欲を高める貴重な機会となりました。

今回の見学内容については、2026年7月27日(月曜日)に開催された「令和8年度愛媛県高等学校教育研究会図書部会図書館教育研究会」において、授業担当者が発表しました。
今後も、学校図書館が「本と人、人と人をつなぐ場所」となることを目指し、司書教諭課程の受講生は学修を継続していきます。

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