2025 K2C・クラフト
愛媛県の特産品キウイ(K)と漢方薬(K)を用いたクラフトコーラ(C)を開発・販売するプロジェクトです。
5月1日(木曜日)16時より、松山大学9号館(薬学棟)5階 医薬情報解析学研究室にて、「K2C・クラフト」プロジェクトの第2回ミーティングを行いました。前回のメンバーに加え、松山大学薬学部OBである大西伴幸先生にご参加いただき、前回のミーティングの内容や全体スケジュールの共有を行いました。
今回、大西先生には既製品である2種類のクラフトコーラと、愛知県の薬学生が中心となって開発したクラフトコーラをご持参いただき、それぞれをメンバー全員で試飲・比較し、我々が開発するコーラの方向性について検討をしました。甘さの程度やスパイス・ハーブ感の強さと原材料の考察、炭酸水で割る際の希釈倍率、キウイとの相性、単価など様々な視点で議論がなされました。
我々は5月中には試作品1号を完成させ、学内での試飲会及びアンケート調査を行うことを目標に動いています。それを踏まえ、告知及び集客のためのSNSアカウントの作成についても提案がありました。具体的にはインスタグラムとXを持続的に運用していく予定です。
次回のミーティングでは引き続き他のクラフトコーラの試飲・評価と具体的な原料について検討を行う予定です。そのため次回までのTo doとしては、他に興味のあるクラフトコーラを挙げ調達すること、各自で情報収集を行いレシピ作成のイメージを深めておくことなどを挙げました。
まだまだ製品化までの道は長いですが、着実にプロジェクトを進行できるよう奮闘しております。引き続き応援とご協力の程、何卒よろしくお願い申し上げます。
薬学部4年次生 濵田浩暉
薬学部4年次生 中山菜名実(写真撮影)
4月22日(火曜日)11時50分より松山大学薬学部棟5階 高取教授室にて、「K2C・クラフト」プロジェクトの決起集会が開催されました。薬学部4年次生3名、法学部3年次生1名、薬学部教員2名、社会連携課の職員1名が出席して自己紹介をした後、高取先生よりクラフトコーラ開発の背景・目的・今後のスケジュール予定など「K2C・クラフト」プロジェクトの概要について説明がなされました。また、eat愛媛朝日テレビによる密着取材が行われ、本プロジェクトへの関心の高さがうかがえました。
本プロジェクトは、現役大学生及び本学薬学部OB(薬局薬剤師)が原材料の選定、レシピ作成、コーラシロップの製造、SNSを活用したマーケティングや地域企業と連携して、クラフトコーラを開発・販売することにより、地域貢献に繋げる新たな取組みです。これまでにキウイ(K)と漢方成分(K)を用いて作製されたクラフトコーラは存在していないため、健康増進作用を有する唯一無二のクラフトコーラの誕生を目指しています。さらに、愛媛県内のキウイ生産量トップの伊予市とも連携し、実際にキウイ生産者と話し、農地を見学することで生産現場の理解を深めるとともに、規格外品キウイの再利用によるフードロスの改善にも積極的に取り組む予定です。
また、完成したクラフトコーラの健康増進作用についてのエビデンスを創出し、機能性表示食品や栄養機能食品としての表示取得を目指し、学内、道の駅や薬局などでの販売に加え、ふるさと納税返礼品としての展開も視野に入れています。「K2C・クラフト」プロジェクトメンバーは、上記の取り組みを通じて、社会人基礎力を養成し、松山をさらに元気に魅力的な地域へ発展できるよう頑張っていきたいと考えています。今後とも温かいご支援と応援のほど、よろしくお願い申し上げます。
薬学部4年次生 森岡大雅
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