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大学案内
2023年に創立100周年を迎えた松山大学は、中四国屈指の私立総合大学です。1923(大正12)年、「松山高等商業学校」の開校により、その歴史は始まりました。記念すべき開校式の日、世界三大革ベルトメーカーと呼ばれた「ニッタ」の創業者である新田長次郎(温山)翁をはじめ、「日本騎兵の父」と言われた秋山好古氏、伊予鉄道社長の井上要氏ら各界の名士が参列したとの記録が残っています。そして第一回卒業式にて初代校長・加藤彰廉先生が提唱した「真実」「実用」「忠実」は、現在に至るまで校訓「三実」として脈々と受け継がれ、社会に有為な人材育成の柱となっています。卒業生は8万人2千人を超え(2023年3月現在)、愛媛県はもとより国内外で活躍する各界のキーパーソンを輩出し続けています。
経済学部、経営学部、人文学部(英語英米文学科・社会学科)、法学部に加え、薬学教育6年制時代の幕開けとともに、薬学部を創設。中四国屈指の私立総合大学として、5学部6学科を有します。文系学部では少人数制のゼミナールを開講し、より高度な専門教育を実践。知識の蓄積のみならず、多様な考え方に触れることを重視し、学内外で行われるゼミナール大会への参加などを推進。そのかたわら、ゼミ合宿・旅行なども活発に行っています。薬学部では「薬剤師の育成」という使命の下、愛媛大学とも連携しながら実学を身につけるカリキュラムを組んでいます。また修士課程と博士課程を整備した大学院、多様な学生が学ぶ松山短期大学も併設しています。
松山大学には100を超える文化会系・体育会系の公認サークルがあります。入学時までに培った力を発揮できるサークルもあれば、新しい自分に出会えるサークルもあり、実に多種多彩。それぞれが目的意識をもって課外活動に取り組み、自主性と協調性、責任感を日々養っています。なかでも体育系サークルは「強い松大」の伝統を守り続けており、夏の四国インカレでは、男女ともに50回を超える総合優勝を果たしています。女子の躍進もめざましく、2016年リオデジャネイロオリンピック3000m障害の代表として、女子駅伝部の高見澤安珠選手が出場。そして同年10月に行われた第34回杜の都全日本大学女子駅伝で初優勝を果たし、「強い松大」に新たな歴史を刻みました。
「地域に開かれた大学」を目指す松山大学には、学生と教職員がタッグを組む「社会連携室」があります。知的財産と人材を活用することで地域産業の振興に寄与するとともに、生涯学習の機会の提供を通して地域社会へ貢献することが目的。社会連携室が担う事業は大きく分けて二つあり、その一つが産官学連携(社会連携)事業。特に「学生による社会連携活動への支援」を制度化し、学生には地域における実践力を育む場を、地域諸団体には若いパワーによる活性化の機会を提供しています。もう一つが生涯学習(公開講座)事業で、その代表的なものが「松山大学コミュニティ・カレッジ」の開講。本学の特色を生かしつつ、幅広い“学び”を創出しています。
松山大学の就職率は高い水準で推移し(2022年3月卒業生98.4%)、県内外の大手企業・公務へも多数の実績を残しています。その要因は、キャリアセンターの“成功を呼ぶ3本の矢”。(1)個別相談など、いつでも相談できる環境を整えた一人ひとりへの細やかな対応、(2)卒業生たちが蓄積してきた約4,000冊にもおよぶ企業情報ファイル(就職試験報告書)を元にした効果的な試験・面接対策、(3)卒業生の活躍に裏打ちされた企業との強い信頼関係に他なりません。県外就職希望者へのサポートも手厚く、東京オフィス(MTO)が積極的に活動を行い首都圏ネットワークを盤石なものとなるよう取り組んでいます。父母の会から支援を受け、就職活動用の交通機関・宿泊施設の利用補助も行っています。
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