カルト系集団による勧誘について
大学内、近隣の大学内などで、サークルや勉強会、ボランティアと称して様々な団体が入会を勧誘しています。なかには”カルト”と呼ばれている集団もあります。
初めは「友達づくり」といった軽い気持ちで参加しても、だんだんと抜けられなくなり、学生生活や人間関係に支障を来たす場合があります。
サークル活動やボランティア活動などの誘いを装って、カルフールやル・ルパ、構内のベンチに1人でいる時に声をかけてきます。
勧誘する活動は、広範囲にわたり内容も様々です。SNS(LINE、Twitterなど)で松山大学生と名乗り、宗教目的を隠して勧誘してきます。
(実際にあった勧誘の例)
サッカーなどのスポーツ活動、各種ボランティア、アンケートへの協力依頼、ゴスペルなどの音楽活動、性格診断テスト、健康食品 など
勧誘者及びその仲間はとても優しく、声を掛けられた人にとって楽しく思え、役立ちそうな活動に誘います。さらに、親身になって相談にのる、良いところを認めて褒める、食事会に誘うといった行動を繰り返し、信頼関係、親密な人間関係を構築していきます。
勧誘時はもちろんですが、実際に活動しているけれどもカルト集団と分からない場合がほとんどです。親密な関係が構築され、誘いを断りにくくなった段階で本格的な活動に誘っていきます。
カルトに入会すると、集団の考え方や規律が正しいと思い込まされ、自分で判断しているつもりでいながら、実は集団の意思通りに動かされてしまいます。
- 不審に思ったら、氏名や連絡先などの個人情報を絶対に教えない
- 興味・関心がないことを伝え、きっぱりと断る
- 再度、キャンパス内で顔を合わせた時には、すぐに最寄りの事務室に知らせる
- アパートに勧誘に来た場合は、ドアの鍵とチェーンロックをしていることを確かめ、インターホンで対応する
- 執拗な勧誘が続くようであれば「警察を呼びますよ!」と伝え、それでも帰らない場合は110番で警察を呼ぶ
大学に所属するサークルが行う勧誘チラシには、必ず学生自治会の許可印が押されています。許可印のないチラシを配布している集団があれば、もしかするとカルト集団かもしれません。大学はあらゆる人が出入りするため、学内であっても安心できません。
このような集団に勧誘された場合は、あいまいな態度をとらず毅然とした態度で断るとともに、個人情報を絶対に教えないようにしてください。
被害や勧誘を受けた時や不審な勧誘活動を見かけた時、これらの集団に関する情報を入手した時には、1人で対応することを避け、すぐに学生課に連絡してください。
(連絡先)
・学生課 TEL:089-926-7149・E-mail:mu-gakusei★matsuyama-u.jp
・学生支援室 TEL:089-926-8212・E-mail:mu-gaksup★matsuyama-u.jp
※メールアドレスは、★を@へ置き換えてください。
- 電話
- 学生課:089-926-7149、学生支援室:089-926-8212