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社会学研究科

概要

時代を切り拓く大学院の姿を目指して

松山大学は1923(大正12)年、「四国で冠たる高等商業学校を!」という地元の産官学挙げての熱い要望に応えて設立されました。建学の精神である三実主義(真実・忠実・実用)のもとに実学教育が貫かれ、それぞれの時代をリードする卒業生を輩出してまいりました。

松山大学大学院は1972年に経済学研究科が、1979年に経営学研究科が設立されました。両研究科とも博士課程まで整備された西日本で有数の大学院として知られています。 社会学研究科は既存の2つの大学院に加えて、修士課程と博士後期課程を同時に持つ3番目の大学院として2006年に新しく誕生しました。

30余年に及ぷ歴史ある人文学部社会学科の基盤の上に立って、四国で唯一の社会学専攻の博士後期課程を持つ社会学研究科です。これから社会学の分野において教育と研究の拠点として、さらなる発展が期待されます。

社会学研究科への誘い

本研究科は長い伝統に培われた人文学部社会学科を基礎として、四国で唯一の博士後期課程を有する社会学専攻の大学院として2006年に誕生しました。今日、交通手段やメディアの発達によって、以前には考えられなかったほど世界が近くなり、コミュニケーションの様態も、携帯電話の多機能化やパーソナル・コンピューターの急速な普及によって多様化・複合化してきました。また、日本ではいま、超高齢化社会の進展にともなって、家族形態や雇用形態も大きく変化しています。このような激動の時代に求められるのは、近代の成立とともに産まれ、鍛え上げられてきた自己言及的(反省的)知としての社会学です。社会学的な知識と調査技術を駆使することでわれわれは、刻々と変容する社会について、的確な状況判断のもとに対処することができると考えています。

本研究科はこのような視点に立って、理論分野、現代社会分野、そして福祉・臨床分野という3つの幅広い教育・研究分野を提供しています。そして学部において社会学を学んだ学生はもとより、他の人文・社会科学や福祉・医療などの分野を卒業した学生にも広く門戸を開いています。すでに働いている勤労者の方々も学べるように、夜間の開講、夏の集中授業なども柔軟に組み合わせた昼夜開講制も実施します。特に修士課程においては、専門職の高学歴化という現代的ニーズに対応するために、高度人材(スペシャリスト)の養成に努め、入学希望の方々のキャリアアップと地域社会の活性化に寄与したいと考えています。

専門的知識や調査技能を修得し,地域社会のために活躍する

2007(平成19)年度から、中学校(社会)および高校(公民)の専修免許状の課程が新たに認定されました。高度な教育専門職をめざす現職の教員のみなさんは、ぜひ本大学院の修士課程で研鑽を積んでください。 また博士後期課程では、すでに修士号をお持ちの教育職従事者や保健・医療関係の専門職従事者に、博士号取得の機会を提供するとともに、社会学の研究者の養成もめざしていきます。

さらに本研究科では、グローバル化の趨勢のなかで、外国人留学生の受け入れも積極的に行います。特にアジアからの留学生の増加を予想して、学費減免制度を設けています。
社会学の高度な教育・研究センターである本学社会学研究科に、ぜひチャレンジしてください。

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