韓国語
大韓民国:ソウル
建国大学 Konkuk University
建国大学は半世紀の歴史と伝統を誇っています。母体は1931年に政財界の代表者45人の支援を得て設立した民衆病院。そして、1946年に設立された朝鮮政治学館から1959年に今の総合大学に発展して以後、誠・信・義の教育理念のもと、国際化を目指す大学として成長してきました。ソウルと忠清北道忠州市に2つのキャンパスを持ち、充実した教育環境で有名な韓国有数の総合私立大学です。ソウルキャンパスには学校の中に湖がある等自然と調和したキャンパスが広がっています。現在、「ルネッサンス建国2031」という新しいビジョンを樹立。2031年までに世界100大大学への跳躍を目指し、経済社会を先導するグローバルな人材の養成に力を注いでいます。本学と建国大学は1998年に大学間の交流協定を締結しました。
- キャンパス内の広大な湖
- 建国大学学生会館
- 建国大学図書館
留学体験記
経済学部経済学科 櫻井 洸輔/2024.8<約2週間>
-授業内容について
「韓国語コース」と「韓国学コース」の2つから選択します。授業内容は少し違います。「韓国語コース」は韓国語を集中的に、「韓国学コース」は政治・歴史・文化・芸術を幅広く学びます。とはいえ、「韓国学コース」にも生活韓国語を学ぶ課程があります。午前中に生活韓国語の授業、午後からはその他の授業があります。生活韓国語の授業では、普段の日常生活で使うような基本的な単語を習います。先生は日本語ができない方でしたが、英語等も交えながら、簡単な表現でゆっくりとわかりやすく説明してくださったので、特に問題なく理解することができました。午後からの授業では分野ごとに先生が変わり、どのお話も興味深いものがありました。個人的には、K-POPの歴史についての授業で自分の知らなかったことを知ることができてとても面白かったです。その他の授業では、政治・歴史・文化・芸術を学ぶので、実際に博物館や民俗村などに見学に行きました。その場でしか見られないものがたくさんあって、とても良い経験になりました。
-研修で得たもの
たくさんありますが、その中でも研修前の「自信をつけて帰る」という目標をある意味達成できたように感じています。それはたくさんの人と関われたことがいちばん大きな要因だと思います。サポーターズの皆さんをはじめ、先生、食堂の方、寮の警備員さんまで、たくさんの人と韓国語で話す機会がありました。研修初日は自分の人見知りな性格が出てしまったせいか、なかなか周りの人とうまく話すことができませんでしたが、なんのためにここに来たのか自分で思い返し、積極的に話しかけようと試みました。すると自分の思っている以上に韓国語が通用しました。それが嬉しくて自信になりたくさんの人と話すことができました。自分の韓国語が通用して会話ができるという楽しさをこのプログラムで知ることができました。おかげで他の研修生だけでなく、たくさんのサポーターズの人たちと交流を深めることができました。
-後輩へのアドバイス
まず、いちばん最初のガイダンスになんとなくで参加して、行こうか迷っているのであれば絶対に行くことをおすすめします。韓国語はほとんど出来なかったし、韓国という国について知識も浅はかな状態でした。そして国境をまたぐとなると少し不安にもなります。でも最初はそれで構わないと思います。なぜならこのプログラムは韓国という国について少しでも知ってもらうためにあるものだからです。そしていざ渡航して、現地ではたくさんの人と交流することが大事です。最初はみんな消極的になりがちですが、打ち解ければ楽しいはずです。自分から積極的に話しかけることが大事です。それは誰に対してもです。そんな感じでコミュニケーションをとり合うことで、なにか得られるものがあると思います。
- 授業
- 修了式
- 朝食
- 電話
- 089-926-7148