インターンシップ実施要領(単位認定型)について
プログラムの骨子
研修事前講義「インターンシップ活用I」を開講し、この講義を受講した者だけが「インターンシップ研修」を受けることができることとする。「理論と実践」の連携を図る。その意味で「研修」は、「調査実習」という側面をも重視する。また、研修事後講義「インターンシップ活用II」を設け、研修で得た経験を深め、その後に活かせるよう体系的なプログラムとなっている。
授業科目名、単位数、評価学期
事前講義科目
「インターンシップ活用I」、2単位、前期
研修科目
「インターンシップ研修A」(研修期間2週間・原則として60時間以上)、2単位、後期
「インターンシップ研修B」(研修期間1週間・原則として30時間以上)、1単位、後期
事後講義科目
「インターンシップ活用II」、2単位、後期
「インターンシップ活用I」の受講状況が著しく悪い学生は研修に参加できない場合がある。また、学生自身の興味や関心と一致する研修先がない場合、あるいは受入先事業所とのマッチング(面接等)により受け入れを拒否された時は、研修に参加できない場合がある。
研修期間
研修期間は、原則として夏季休暇中の2週間(10日間程度・60時間以上)または1週間(5日間程度・30時間以上)とする。なお、具体的な日程は受入企業・団体と研修生の面談に基づき決定する。
あくまで履修している授業に支障がないような日程を設定し、研修のための公欠は認められないので注意すること。
研修の内容
具体的内容は受入先企業・団体等に一任されているが、一般的な事項として以下のことを要請している。
- 最初に会社概要・研修内容及び注意事項について説明していただき、礼儀作法、仕事に取り組む姿勢、職場でのコミュニケーションの取り方など、具体的に問題点を指摘して、本人の自覚を促していただくこと。
- アルバイトとは異なるいろいろな体験をさせていただくこと。
研修の条件
就業日及び業務に関しては、受入先の定めによる。
日当、手当はなし。また、交通費、昼食費等についても原則として自己負担とする。ただし、所定の条件を満たした場合、「松山大学父母の会」の「インターンシップ研修助成制度」により交通費や宿泊費の助成を受けることが出来る。
通勤や研修中に研修生が故意または重大な過失により受入企業・団体等もしくは第三者に損害を与えたときは、その責任を研修生が負うこととする。なお、学生はすべて入学時に「学生教育研究災害損害保険」及び「学生教育研究賠償責任保険」に加入している。
単位認定について
「研修」そのものに単位が付与されるのではなく、研修の体験(「研修日誌」を参照する)とそこから得られた知見をまとめた研修レポート、「研修」体験の発表等の内容を評価し、単位を認定する。
単位認定要件
- 2週間(60時間以上)または1週間(30時間以上)の研修に参加すること。
- 研修終了後、「研修レポート」を提出すること。
- 研修期間中の全ての日誌を提出すること。
研修先の認定
大学コンソーシアムえひめインターンシップ部会が、研修プログラムを提案して頂いた企業、団体、官公庁等のうち、提案されたプログラム(研修内容)を検討した上で、研修先として認定する。
なお、「インターンシップ活用I」の受講状況が良好な学生で、オープンセミナーなどを通して、あるいは独自の活動で、研修受講を認められ、かつ、受け入れ企業が大学から要請する文書の作成に協力を約束した場合、松山大学インターンシップ教育実施委員会で研修プログラムを検討の上、インターンシップ研修の単位認定対象として扱うことができる。
- 電話
- 089-926-7137