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学生生活

セクシュアルマイノリティの学生に対する配慮について

2022(令和4)年3月1日

学生各位

                                              松 山 大 学

 学長 新 井 英 夫

セクシュアルマイノリティの学生に対する配慮について(学長メッセージ)

皆さんは「LGBTQ」という言葉を聞いたことがあるでしょうか。「LGBTQ」とは、レズビアン(女性同性愛者)、ゲイ(男性同性愛者)、バイセクシュアル(両性愛者)、トランスジェンダー(生まれた時の性別と自認する性別が一致しない人)、クエスチョニング(自分自身のセクシュアリティを決められない、分からない又は決めない人)など、セクシュアルマイノリティを表す総称のひとつです。

今はまだセクシュアルマイノリティを身近な存在として感じている人は、あまり多くないかもしれません。しかしながら、電通ダイバーシティ・ラボの調査によれば、セクシュアルマイノリティの割合は8.9%に及んでおり、必ずしも自分と全くかかわりのない話であるとは言えません。自分がセクシュアル・マノリティであることを自分の意思で他人に伝えることができずにいる多くの人が存在するのだということを、認識する必要があるのではないでしょうか。わたしたち一人ひとりが多様な性について知識を持ち、セクシュアルマイノリティへの理解を深め、身の回りの習慣や常識を変えることが大切です。法務省人権擁護局が「多様な性について考えよう!~性的指向と性自認~」という記事をホームページ(https://www.moj.go.jp/JINKEN/LGBT/index.html)に掲載しています。是非、この機会に一読してみてください。

 松山大学は、基本的人権の尊重という観点から、一人ひとりの性自認、性的指向、性表現、身体の性的特徴等の多様性を尊重し、本学に集うすべての人が性のありようを理由とした人権侵害を受けず、また、不利益な扱いをされることも不快な思いや苦痛を受けることもなく、安心して勉学に打ち込むことのできる環境を整えていきます。学生支援室では、性にかかわる人権侵害や差別への悩み等についても、相談を受け付けています。専門のカウンセラー(臨床心理士)も常駐していますので、一人で悩まず、気軽に学生支援室を利用してください。

このページに関するお問合せは下記までお寄せください。
学生支援室
電話
089-926-8212
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