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2023年12月25日

経済学部経済学科 江成 穣ゼミ

グループワークを中心に学生が主体となる学びを

地域経済や自治体政策に問題意識を持って多角的に研究。自分で考え、行動するなかで論理的思考力を身につける。

自主性と行動力を重視し地域の課題解決に臨む

地域活性化やまちづくりに関心のある学生が多い江成ゼミ。地域経済学を専門とする江成講師のもと、「地域経済と自治体政策」をメインテーマとして研究に取り組んでいる。学生が積極的・主体的に参加できるよう、ゼミ活動はグループワークが中心。3年次生はゼミナール大会に向けてグループ単位での研究活動を行っているが、そのテーマ設定も学生たちに委ねられている。今年の各グループのテーマは、「聖地巡礼とフィルムコミッション」、「ポイント還元事業の地域経済への影響」、「コンパクトシティ政策の効果検討」、「四国遍路における外国人観光客の受け入れ態勢の課題」、「西日本豪雨からの復興政策の検討」、「地域おこし協力隊活動の課題と展望」とバラエティに富んだテーマがそろった。
 「ポイント還元事業の地域経済への影響」の研究を行う岡田さんは、松山市のプレミアム付商品券事業について、市の担当者へ実際にヒアリング調査を行うとともに、数値的な経済効果の分析を進めている。村井さんと直井さんは共に「四国遍路における外国人観光客の受け入れ態勢の課題」を研究しており、四国遍路ではどのような外国人対応を行っているのか、札所や香川県の「おへんろ交流サロン」を調査し、解決策を模索するため行動している。
 ゼミ活動を通して、村井さんは「論理的思考力の向上とリーダー的な行動を取る能力が身につきました」と話す。ゼミ長として活動し、研究仲間と意見をぶつけ合った経験が生きているという。

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