(講座番号:107)「源氏物語」を楽しむ ー「須磨」・「明石」の巻を読むー
概要
「源氏物語」の美しい文章を音読し、語られている内容を理解することによって日本の古典のすばらしさに触れていただきます。政界の情勢が不利になっていくなか、源氏は須磨への退居を決意します。都の恋しい人たちとの別れや須磨のわび住まいを経て、ドラマチックに運命の人明石の君の住む明石へと移ります。
講師
武内 哲志(松山大学非常勤講師・高齢者大学講師)
開講日時
9月28日、10月5日、10月12日、10月19日、10月26日、11月2日、11月9日、11月16日、11月30日、12月7日、12月14日、12月21日
【毎週火曜日】※但し、11月23日は除く 10時15分~11時45分 (全12回)
講義形式
対面形式
定員
40名
受講料
12,000円
対象
古典に親しみたい方、源氏物語を読んでみたい方
講座スケジュール
第1回 | 「須磨」:導入―源氏須磨退居を決意― |
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第2回 | 致仕の大臣への暇乞い― |
第3回 | 紫の上との別れ―花散る里との別れ― |
第4回 | 旅立ちの準備―朧月夜へ便りを送る―藤壺との別れ― |
第5回 | 東宮へ別れの便り―出発の日―須磨に着く―須磨の住居のさま |
第6回 | 京の人々に文を送る―京の人々のそれぞれの嘆き |
第7回 | 六条御息所からの使い―花散里の文―須磨の侘住いのさま |
第8回 | 八月十五夜、故郷を懐う―大宰の大弐と娘五節の見舞い―都の人々の様子 |
第9回 | 源氏の流謫生活―明石入道源氏の噂を聞き―入道の娘の人柄 |
第10回 | 宰相の中将源氏を訪問―三月上巳の日海浜にみそぎし暴風雨に襲われる |
第11回 | 「明石」:嵐の中紫の上の使者来訪―廊に落雷炎上 |
第12回 | 桐壺院、源氏の夢枕に立つ―明石の入道の迎えの舟来る―源氏明石に赴く― 明石の入道の居館に迎えられる―感想とまとめ |