(講座番号:113)ようこそ!カズオ・イシグロの世界へーイギリス小説『日の名残り』の魅力に触れるー
概要
2017年度のノーベル文学賞を受賞したカズオ・イシグロは、ルーツは日本人ですがスウェーデン・アカデミーは「イギリスの作家」と紹介しました。『日の名残り』は1989年にイギリスの文学賞であるブッカー賞を受賞した作品です。「イギリスの作家」と称されるにふさわしく、イギリスの文化、伝統を軸に1920年代から1930年代のイギリスの社会情勢を織り込みながら、ストーリーは展開していきます。アンソニー・ホプキンス主演の映画も手がかりとして作品の読解を深め、その魅力に迫ります。
講師
児玉 富美惠(松山大学非常勤講師)
開講日時
9月21日、10月5日、10月19日、11月2日、11月16日
【隔週木曜日】14時15分~15時45分(全5回)
講義形式
対面形式
定員
20名
受講料
5,000円
対象
イギリスの文学、文化、歴史に興味をお持ちの方。
講座スケジュール
第1回 | カズオ・イシグロと『日の名残り』 |
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第2回 | 執事スティーブンスの旅の始まり |
第3回 | スティーブンスと当時の時代背景(1930年代から1956年にかけて) |
第4回 | スティーブンスとかつての同僚ミス・ケントン |
第5回 | 『日の名残り』が意味するもの |
お申込み
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