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社会連携・生涯学習

2014 日本酒普及プロジェクト

連携先 高松国税局
日本酒へのなじみを作り、健全な飲酒・日本酒文化を発展させるためにセミナーや酒蔵見学などを実施。
最終的には酒蔵紹介パンフレットを作成します。

日本酒普及プロジェクト 松大生お手製『酒蔵紹介パンフレット』完成!!

平成26年度の日本酒普及プロジェクトにおいて、酒蔵紹介パンフレットが完成しました。

平成26年10月~11月にお伺いした松田酒造、酒六酒造、武田酒造についての紹介パンフレットです。それぞれの酒蔵の特徴が学生の目線で、そして学生のことばで紹介されていますので是非ご覧ください。

2014年11月8日(土曜日) 武田酒造株式会社見学

松田酒造、酒六酒造に引き続き、今回は西条市の武田酒造株式会社を訪問。武田吉雄氏より創業当時から現在に至るまでの蔵元の歴史を伺い、杜氏でもある武田昇三氏より製造工程について詳しくお話しいただき、施設の見学も行った。お話しの中で時代による嗜好の変化を感じつつ、こだわりを忘れることなく真摯にお酒造りに取り組んでいる姿勢が強く感じられ大変印象的だった。

学生の感想

・今回はたくさんの機械を実際に見せていただきながら、詳しい作業工程も教えていただけました。「山廃」の意味や普通のお酒の仕込み方との違いもわかり、日本酒の複雑さや微妙さがわかってきたような気がします。
・工程を丁寧に説明していただいただけでなく、お酒についても熱心に説明してくださったので、興味が湧き、非常に勉強になりました。それとともに、蔵元の皆さんが一丸となって酒造りに取り組んでいる姿勢が伝わってきた。
・同じ蔵元のお酒の中でも、色々な味の違いがあるのだなということが、今回の訪問で初めてわかったような気がします。
・レモンやライムと合わせたお酒は、甘くて飲みやすくお酒の弱い人でも飲みやすいと感じましたが、甘すぎて好みではないという人もいました。上級者向けとか、初めての人向けといったように、飲み手によってお酒の好みが変わるのだなと、試飲をしている皆や先生を見ていて実感しました。

見学後の試飲では、日本酒それぞれの味の違いを感じ、お酒の好みは各個人により異なるということを実感でき、3回の蔵元訪問を通じて日本酒について以前よりなれ親しむことができ、貴重な体験となった。

2014年10月25日(土曜日) 酒六酒造株式会社見学

内子町の歴史ある町並み保存地区からもほど近い酒六酒造株式会社へ学生17名が訪問し、前回の松田酒造株式会社に引き続き蔵元見学を行った。武知直之氏から製造過程について説明を受けながら、広い施設内の見学を行った。見学後は、商品の試飲を行いながら武知氏が後継者となられた経緯を伺い、用意しておいた質問だけでなくその時感じた質問についても丁寧にお答えしていただいた。

学生の感想

・今回の見学では酒造り工程の施設を見ることができ、酒造りの過程がより具体的に感じることができました。また蔵元の武知さまが東京で20年働いてから、内子の蔵元として杜氏とともに働いているという話を聞いて、奇妙な驚きと同時に魅力を感じました。
・内子の町と共に、と蔵元の武知さまがおっしゃっていた通り、赤煉瓦造りの煙突や建物の外観、内部の様子も趣があり、内子の町の雰囲気とよく合っていると感じました。内子の町は観光客もいましたが、落ち着いた感じで親しみが持て、良い意味での田舎という雰囲気でした。
・お酒の瓶や色・ラベルまでお洒落なものが多く、こだわりをもって作っているということが伝わってきました。
・お酒の味はすっきりとして飲みやすいと感じました。また前回の松田酒造さんのところのお酒と比べて、全然違う雰囲気の味だったので、日本酒といっても色々と違うのだなと実感しました。
・京ひなのお酒と地元の果物を使ったリキュールが、美味しかったのと地元産にこだわりを持っている熱意が伝わってきました。
伝統ある味を守りつつも、新たな事へ挑戦することを忘れずにいたいと思われている心のあり方に触れることができ、日本酒についてより興味、関心をもてることができた訪問となった。

2014年10月18日(土曜日) 松田酒造株式会社見学

2014年10月18日(土曜日) 松田酒造株式会社見学

当日は学生全員時間通りに集合し、伊方杜氏資料館訪問後、松田酒造株式会社を訪問。松田眞造氏から、酒造りや大学時代の過ごし方といった人生談義を伺いながら、4種の日本酒の試飲をさせて頂いた。試飲したのは成年で体質的にお酒が飲める学生だけであったが、未成年のものや体質的にお酒を受け付けないものも、それぞれ試飲用のガラス製の猪口にお酒を注いでいただき、香りの違いなどを体験させて頂いた。

学生の感想

・スーパーのお酒とは全然違った。
・飲み放題のお酒を飲むから、日本酒嫌いになると言われたが、確かにそうだと思う。丹精込めて造られたお酒は全然味が違った。
・それほど日本酒が得意でもないのに、スッキリと飲めました。
・松田酒造さんのところのお酒は居酒屋のお酒とは鼻から抜ける香りが全然違いました。変に酒臭くなく少しフルーティな感じがしました。あと少し辛いかなと思いました。
・地元で作られるお酒と大手で作られているお酒との製造工程などの違いがわかってよかった。
・初めての酒蔵の雰囲気にびっくりしました。清潔で優しい香りがしました。
・お酒は飲めないけれど香りや色の違いがあってびっくりしました。
また伊方杜氏資料館に関しても、昔の酒造りの様子がわかって非常に勉強になったとの声があり、単に経験面だけでなく知識面や地元文化と酒造りの関係について、気づきのある訪問となった。

2014年9月26日(金曜日) 初回講義

8号館842教室で日本酒普及プロジェクトの初回講義が行われた。
講義には、愛媛県内の3つの蔵元で実際に日本酒造りに携わっている方々3名に講師としてお越しいただいた。
講師 : 松田 眞造 様 (松田酒造株式会社)
     武田 昇三 様 (武田酒造株式会社)
     首藤  茂 様 (首藤酒造株式会社)
講師の方には各30分程度各蔵元の酒造りの方法や特徴、酒造りに対する思いなどを熱く語っていただき、その後質疑応答などを行い、日本酒に対する理解を深めることができた。

1.プロジェクトの概要

このプロジェクトは、若者が日本酒の持つ魅力や酒造りの文化に親しみを感じ、愛媛県における蔵元、そして日本酒に近づけるよう、実際に蔵元を訪問し、最終的には、各酒蔵紹介パンフレットを作成する。
また、インタビュー等のまとめを通じて、文章表現力やプレゼンテーション力を養い、様々な現象を通じて、経済学の基本的考え方や社会の見方を学んでいく。

2.今後の蔵元訪問(予定)

(1)日程:10月18日(土曜日)
  場所:松田酒造株式会社(〒796-0301 西宇和郡伊方町湊浦1003-2)
(2)日程:10月25日(土曜日)
  場所:酒六酒造株式会社(〒791-3301 喜多郡内子町内子3279-1)
(3)日程:11月8日(土曜日)
  場所:武田酒造株式会社(〒799-1301 愛媛県西条市三芳1507)

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