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社会連携・生涯学習

2016年度の活動

松山大学では、学生が地域社会と協働して行う活動のさらなる発展を目指し、2015年度より「学生による社会連携活動への支援」を制度化しました。2016年度に実施した活動を随時ご紹介いたします。

社会福祉法人あゆみ学園 多機能型事業所あゆみ 収穫祭 2017年3月4日(土曜日)

経済学部経済学科 3年次生 六車 日菜子

今回私が参加したボランティアは、松山市余戸にある社会福祉法人あゆみ学園で3月4日(土曜日)行われた収穫祭のお手伝いでした。
 知的障害者支援のボランティアと聞いても、もっぱら経済学部生として公務員就職を考える自分には馴染みのないものであったし、全くと言っていいほど無知な分野でした。しっかりと貢献できるかどうかという不安もありましたが、少しでも爪痕を残したいという思いから、事前に収穫祭で使用するポスターを制作し準備を行いました。絵を描き、たくさんの折り紙で装飾した2枚のポスターは、当日あゆみ学園の本館と別館の入口に飾られ、たくさんの職員の方々から感謝の言葉と好評をいただきました。このような行動から、介護知識のない自分にも特技を活かして別の面から貢献できることを強く実感し自信を持つことができたと思います。
 さて、私が当日実際に行ったボランティア内容は、テントや机、椅子等の設営と、収穫祭中に施設利用者の補助を行なうというものでした。設営自体は滞りなく終了しましたが、施設利用者の補助は想像を遥かに上回る苦労がありました。食事や歩行、会話の苦労、激しい感情の起伏、さらには発作の危険など、私1人では到底解決しきれないさまざまな困難があり、その都度、職員の方や他のボランティア参加者たちのサポートを受けました。このことは介護知識が全くない私にとって、参加したことを一瞬後悔したくなるほどに大変な作業の連続であったのです。
 しかし、非日常的な環境のもと体験したことのない数々の困難と向き合うことで、自分だからできること、反対に自分にはできないことの存在を強く感じた一日であったと思います。また、結果に関わらず私自身が新たな経験を積むことができたことはとても重要であると考えています。
 この日は、私にとってもたくさんの収穫がある収穫祭となりました。

砥部町村の駅五本松どんど焼き 2017年1月15日(日曜日)

法学部法学科 1年次生 井川 航

今回、村の駅のどんど焼きに参加して3つのことを感じました。1つ目は文化・伝統の大切さです。どんど焼きは歴史が古く、代々受け継がれた伝統行事です。私はこれまでどんど焼きに触れた経験があまり無く、今回、間近で見て迫力があり驚きました。驚きや感動をほかの人に伝えていくためにどんど焼きのような地域の伝統行事や文化を守り、継承していくことが必要であると感じました。私もその一翼を担うことができるようにしていきたいです。
 2つ目は交流の大切さです。地域の人たちの優しさや温かさは村の駅の活動に参加しなければ経験できない醍醐味です。また、地元の人たちのバックアップなしには村の駅の活動は実現ができないと感じました。
 3つ目は資源の活用です。村の駅は古民家を改築して利用しており、様々な人が利用しています。地域の交流する場が1つあることが地域活性化を促すことにつながっているのではないかと感じました。古いものでも資源を有効に活用すれば地域の魅力の1つになっていくのだと思いました。
 これらのことを通して、これからも村の駅の活動に積極的に参加していきたいと感じました。

子供遍路塾 2016年12月25日(日曜日)~12月27日(火曜日)

経済学部経済学科 4年次生 片本 有伊子

今回の子供遍路塾では、54~58番札所の延命寺、南光坊、泰山寺、栄福寺、仙遊寺の5ヵ寺を、スタッフとして子供たちと一緒に回りました。この遍路塾が開講されて今回で3回目ですが、続けて参加している子供も多く、各札所で読む般若心経はとても上手でした。
開講式で八坂寺の住職に教わった十善戒は、十の良い心がけを意味しています。最初は意味がわからず十善戒を読んでいる子供が多かったように思いますが、3日間一緒に過ごす中で、十善戒を何度も口にすることで、特に言葉の使い方に気を付けることができるようになったと思います。最終日には、周りの友達を気遣う子供が増え、優しい言葉をかけるようになっていました。また、お遍路をする中で、たくさんのお接待を受けました。実際にお遍路を体験することで大変さがわかり、頂いた物に感謝しお礼の言葉を伝えることができました。
 この子供遍路塾では、十善戒を基本に、良い行いや言葉について考えることができました。子供たちにとって、他人を思いやる気持ちを学んだり、これからの自信に繋がったりしたのではないかと思います。今後、多くの子供たちに参加してもらい、ぜひ四国遍路の体験をしていただきたいと思います。

菊間町駅市支援事業 2016年11月27日(日曜日)

経済学部経済学科 4年次生 田中 亮輔

今回は雨の中での駅市でしたが、第20回菊間駅市ということで大勢の方が来場しました。もちつき大会、ミニ四駆のレースや出展として、焼き立てパンやおはぎ、お好み焼き、雑貨・アンティークなど周辺地域の特産品を生かしたものが出品されていました。
 私たちMuseの活動として、受付、金時のさぶの配布、抽選会の手伝い、片付けを行いました。受付では菊間瓦をモチーフとした最中の販売、瓦に手形をつける体験の予約、抽選券の受付を行いました。駅市の協賛としてハタダから金時のさぶ1000枚が提供され、来場された方々に配布しすべて配り終えることが出来ました。抽選会ではくじを引き当たった方に景品を渡しました。
 雨の中で行えることが制限されていましたが、それぞれ何が必要かを考えて行動していました。今回は第20回目の菊間駅市でしたが、これからも菊間を盛り上げるために様々な活動を通して関わっていけたらと思います。

「御槇ふるさと市」運営補助 2016年11月20日(日曜日)

経営学部経営学科 1年次生 青野 郁弥

今回、宇和島市津島町の「御槙自然休養村」で開催された『御槙ふるさと市』に、応援団スタッフとして参加させていただきました。
 私たちは、主にポン豆の無料配布を担当させていただきました。会場設営に始まり、ポン豆の袋詰めや配布などを行いました。無料配布ということで、来られたほとんどの方と交流を持つことができ、地域の方々の温かさを肌で感じることができました。
 会場では他にも、地域やボランティアの方々が、農産物や工芸品など様々な商品を出されていました。みかんやお米、石窯で焼いたパン、しし汁など、どれも美味しくて思い出に残っています。
 後片付けをした後、地域の方と愛媛大学のボランティアの方から、しし汁とおにぎりが振る舞われ、他のボランティアの方々と歓談することができました。さらに、お土産としてお米もいただき、多くのおもてなしを受けました。
 自分がポン豆を配布することを通じてだけではなく、他の方の出されたお店やイベント終了後の懇親会を通じて、本当に多くの方々と交流することができました。その中で、地域の方々の力になれたという喜びも生まれました。こうした社会連携活動に参加するのは今回が初めてだったのですが、これからも様々な活動に参加し、より多くの地域に触れて、その力になりたいと思いました。貴重な体験ができたことに感謝し、また、これからも多くの社会連携活動をしていきたいです。

「久万高原結い音楽祭」運営補助 2016年11月6日(日曜日)

法学部法学科 4年次生 土居 真梨恵

今回は久万高原の自然と人を活かした地域文化の交流や活性化のイベント「久万高原結い音楽祭」に参加しました。場所は数年前に廃校になった旧中津小学校です。その中で私たちは中津若志会の方たちのお手伝いをしました。中津若志会とは中津に住んでいる若い方や県外からの移住者などで結成された地域おこしの団体です。
 まずピザ作りをしました。地元の方と一緒に、大学のことや中津のことを話しながら作業を行いました。自分たちで作ったピザは本当に美味しかったです。その後中津若志会の方のブースで一緒に販売をしたり、交流を深めたりしました。初めは地域の方と打ち解けられるか不安でしたが、中津の方のおもてなしや気遣いにより、すぐに緊張もほぐれました。交流をする中で、仕事のことや中津に対する思いなどを聞きました。仕事に関しては就職活動や仕事の楽しさを聞き、「人生何が起こるか分からない。」と改めて思いました。中津は人口も少なく、最近2つ小学校が廃校になりました。しかし住民が減っても、そこに居続けるのは、地域の団結力なのではないかと感じました。皆さん本当に仲が良く家族のような印象を受けました。誰か困っていたら助けに行ったり、共に協力したりする姿勢を見て中津の良さを実感しました。
 地域の子どもたちやイベントに参加していた方と交流する機会もありました。子どもたちと遊んでいると中津の雄大な自然を感じました。近年子どもの数も減少しており、参加していた子どもたちの小学校の全校生徒も十数人らしいです。今回の活動を通して少しでも中津の魅力が多くの方に伝わると嬉しいです。今回の活動では手伝うことよりも学ばせてもらうことの方が多かったように思います。地域の活性化には多くの労力と住民の熱い思いが必要です。次回イベントをするときは、呼んでいただけるそうなので楽しみです!

「されだにきてみん祭」運営補助 2016年11月13日(日曜日)

法学部法学科 3年次生 増田 俊輔

今回私たちは伊予市の佐礼谷小学校で行われた「されだにきてみん祭」というお祭りに応援団スタッフとして参加してきました。現地に到着すると、周りが山で自然が豊かな学校だなという印象を持ちました。私たちは猪肉を売る役割を担当させて頂きました。猪肉は初めてみたので驚きました。地元の方に聞いてみると佐礼谷には猪が頻繁に出てきて農作物に害を与えているようなので、罠で捕獲してありがたくお肉をもらっているということでした。また、猪肉は大変貴重であるということを知りました。実際、食べてみると美味しく味付けされていて初めての食感を味わうことができました。買いに来てくれた方々もおいしいと言って次々と買いに来てくれてお店は大繁盛でした。
 イベントでは地元の方々の太鼓の演奏や獅子舞の出し物など、見ている側の人たちにも楽しんでいただくことができました。また、ジャンケン大会のレクリエーションに参加させて頂き、楽しみながらお手伝いをさせて頂きました。
されだに地区では、[移住促進プロジェクト]をしているようで、埼玉県と千葉県のご家族の方が3日間見学に来てくれていました。都会とは違う生活ができたのではないかと思いました。少しでも佐礼谷に人が移住して来てくれればいいなと思いました。
 今回のイベントでは佐礼谷の方たちだけでなく三浦工業の方や愛媛大学生の方たちとも交流することができ、いい経験になりました。今回のイベントを通して私自身成長できたと思います。

うちこ『わ』まつりイベント支援 2016年11月6日(日曜日)

経済学部経済学科 3年次生 川村 沙耶香
人文学部英語英米文学科 3年次生 太田 瑞希
人文学部社会学科 3年次生 土本 桃子

内子町で開催されたうちこ「わ」まつりにボランティアスタッフとして参加しました。この日は『五十崎文化祭』『大瀬農業祭柿まつり』『小田の郷せせらぎ』が行われ、私たちは五十崎文化祭の会場でお手伝いさせていただきました。周遊バスに乗りながらスタンプラリーを楽しんでいらっしゃる方や、住民の方が出店するバザーで賑わいました。
 午前中は五十崎文化祭の名物である『御祓の杵つき餅』の準備と販売に携わりました。共に作業するなかで、地域の人たちが祭りを盛り上げようとする姿にいつの間にか同じ気持ちになり、会場を盛り上げることができました。訪れた小さな子供からお年寄りまで、幅広い世代の方に関わることができ、内子の暖かさを感じました。午後には、各地区の祭りのスタンプラリーに足を運んでくださる方を出迎えました。スタンプシートと応募用紙を確認していると、祭りの両日参加してくださっている方が多く、この祭りに多くの方が関心を持っておられ、祭りのコンセプトである『つながる人のわ、文化のわ』を肌で感じました。
 お祭りを開催するにあたり、地域の方だけではなく、地域おこし協力隊の方をはじめとする関係者の方がいて初めてお祭りが成り立ち、地域が活きるのだと思いました。またそういった地域が活き続けるために、私たち若者が町おこしを率先していきたいです。

元気な集落づくり応援団内子町『食の文化祭』 2016年10月16(日曜日)

経済学部経済学科 3年次生 白石 晃太

今回、内子町にある「お山の学校ながた」で行われた『食の文化祭』に応援団(スタッフ)として本学から6人で参加させていただきました。早朝の5時には起床し、夕方18時まで活動を行い、とても有意義な1日を過ごさせていただいたように思います。活動内容としてはバザーの準備や販売のお手伝い、片付けといったもので、うどんやお餅、ピザやマシュマロなど様々な商品の販売を分担して、お手伝いさせていただきました。
 私が最も印象に残っている思い出は、バザーの準備をする際にお餅を丸めながら餡を入れる作業です。できたてのお餅はとても熱く、素早く餡を入れないと形が硬直してしまうため慣れるまでに一苦労しました。また、片栗粉や餅とり粉で粘りを抑えて丸めやすくするという技法を知ることができたのはとても勉強になりました。
 『食の文化祭』では私たち学生の他に、地域住民の方々や県庁の方々、他の地域から駆けつけてくださった皆様方の協力の下で成り立っているのだと考えさせられました。地域活性化や人々の交流を目標に、一丸となって活動することはやりがいや達成感を得ることに繋がりましたし、私自身楽しませていただいたという感謝の念が強く残りました。
 今回の貴重な経験を通じて、地域独自の魅力や底力のようなものを直に感じることができたように思います。このような機会を設けていただき、誠にありがとうございました。

菊間町児童館支援事業 2016年10月22日(土曜日)

経済学部経済学科 4年次生 仙波 翔太

今回のイベントにおいて私は子供たちの誘導を担当しました。初めは児童館に集合する子供にカバン作りのアドバイスや仮装用の帽子を渡すなど出発前の準備をしました。その際にも子供たちに話しかけたり、話しかけてもらったりとコミュニケーションをとることができ楽しい時間を過ごしました。
 その後、準備のできた子供たちから順に班を作り、スタンプラリーに出発しました。私は7人の子供を担当したのですが、全員が決められた規則をしっかりと守っていました。また、ついていくのがやっとと感じるほどに元気に笑顔で楽しんでいました。その姿を見て、私も無邪気にはしゃいでいた子供の頃を思い出し、懐かしくも切ない複雑な気持ちになりました。1時間半ほどのスタンプラリーがあっという間に感じるほど充実した時間でした。
 元気な子供たちと触れ合うことで、童心に帰って好きなことに没頭するのもいいかなと思いました。来年度からは社会人としてけじめをつけなければなりませんが、今回のイベントで教わった楽しむ気持ちを持ち続けるということも大切にしていきたいです。とても貴重で楽しいイベントだったので来年も多くの後輩に参加してほしいと思います。

村の駅 五本松観月祭 報告文 2016年10月15日(土曜日)

経済学部経済学科 4年次生 河内 純也

砥部町五本松地区にある「村の駅」では、毎年、年に4回イベントを行っています。春、夏、秋、冬と行われ今回は、秋、10月15日(土曜日)の夜に、観月祭が開かれました。
出し物としては、五本松の自治体協力のもとハッシュドポテト、焼き鳥、ビール、お月見団子、いもたきの販売が行われ、加えて今年はお琴の演奏家を呼ぶことで、趣のあるものとなりました。
 私たちMuseからもおにぎりの提供を行い、砥部のお米、特産品でもある七折小梅を使い、学生一人一人が握り、その時しか味わえない村の駅を演出しました。やはり各々の手の大きさ、日頃から料理をしているかという差もあり、おにぎりの形も大きさもバラバラで、普通のお店では売れないような物ばかりでしたが、村の駅を訪れてくれた方々は喜んでもらってくれ、むしろ手作り感が良いともおっしゃってくれました。
 自分たちで、おにぎりの作り方~提供方法、実際に呼び込みをした今回の村の駅は、学生にとっても、良い経験となったのではないでしょうか。
また訪れてくれた方々にも、いつもと違う村の駅を味わってもらえたと思います。
今後のイベントも、学生にとっても、村の駅を訪れてくれた人にとっても飽きられない、新鮮なものにしていきたいと考えています。

横河原にぎわいづくりWS(ワークショップ) 2016年9月26日(月曜日)

経済学部経済学科 3年次生 松本 泰雅

横河原にぎわいづくりワークショップもいよいよ最終回となる第4回を迎えました。今回は「事業案を検討すること」が目的で、テーマごとの「やるべきこと」を実現するため、参加者の強みを持ち寄りながら事業案を検討していきました。
 まず、前回までの議論について確認した後、振り返りを通して「やるべきこと」の再確認をしました。
 実際の事業案の検討では、参加者それぞれの強みや、協同先を検討することを踏まえて事業案を議論しました。私のグループのテーマは「交流・イベント」で、その中でもターゲットを若者に絞り、「若者が横河原に来たい・住みたい」といったイベントを議論することに重点を置きました。イルミネーションや祭りの検討など、様々な意見がある中で、「東温の特色を生かし、これまでにないような斬新なイベント」として、「どてかぼちゃを使ったハロウィンパーティー」という意見が出ました。この意見はただ提案しただけではなく、実際に10月末のハロウィンに向けて準備を進めていくという具体的な事業になりつつあります。
 各班の議論の発表でも、「子ども・高齢者」グループでは、「シルバー人材センター子ども版」や「おじいちゃん・おばあちゃん版まもる君」を展開するなど、これまでにない斬新な事業案が発表されました。また、「地域コミュニティ」グループでは、「ウォーキングイベント」などで、高校生や若者との連携を深める事業案がありました。
 今回で住民集会は終了という形になりましたが、これがゴールではなくスタートとして、これらの事業案が実際に行われ、横河原地域、東温市の活性化に繋がれば良いと思います。また、その実現のためにも私自身も事業に参加し、活性化に努めると共に、この横河原にぎわいづくりワークショップで学んだこと、感じたことを自分自身の成長に繋げていきたいです。

奥松瀬川収穫祭 2016年9月24日(土曜日)

人文学部英語英米文学科 3年次生 山崎 瑞月(※「崎」はたてざき)

東温市の奥松瀬川地区で開催された収穫祭にスタッフとして参加させていただきました。会場に着くと、すでに地域の方々がお祭りの準備を行っており、私たち学生スタッフも早速分かれて作業に取り掛かりました。看板の作成をしたり、お米を計って分けたり、商品をどのように並べたらお客さんに買っていただけるのかということを考えて、商品の配置を考えたりもしました。この収穫祭では奥松瀬川地区でとれたものが商品として出されており、私たちスタッフも猪鍋や肉めしをふるまって頂きました。地域の方々の親切な心に感謝しております。お祭りでは、子供からお年寄りまで多くの方が来てくださり、素敵な和太鼓の演奏を聴きながら、交流することができました。
 また、今回の収穫祭では地域の方々だけでなく、東温市役所の方や県庁の方、また愛媛県の企業の方や私たち学生スタッフなど多くの人が運営に携わり、そういった方々とも交流をすることができてよかったと思いました。市の方のお話によると、東温市では地域活性化のためにさまざまなイベントを開催しているそうなので、また機会があれば地域創生のお手伝いに参加したいです。ありがとうございました。

横河原にぎわいづくりWS(ワークショップ) 2016年8月29日(月曜日)

法学部法学科 4年次生 土居 真梨恵

今回は第3回ということで各テーマに分かれて「やるべきこと」の明確化をしていきました。各テーマ(地域コミュニティの仕組み、交流・イベント、子ども・高齢者)でそれぞれの課題や取り組みについてより認識を深めていきました。
 私は子ども・高齢者のテーマで課題を考えました。班には学生、高齢者、社会人の方がおり各々の経験を生かした話し合いを行いました。初めに「あるべき姿」(夢・理想・未来像)と「現実」を明確にしました。私の班では高齢者と子どもの交流や地域間の交流など人との関わりに課題を感じました。昔と今では親の価値観の違いにより、交流にも変化が生まれているという意見もありました。
 その後、各テーマについての「課題」に対して実施された「取り組み」を挙げ、その阻害要因や工夫できる点を話し合いました。私が感じた阻害要因は、交流できる場やイベントはあるけれども認知されていないということです。PRの仕方で受け手の年代や性別は異なるので、ターゲットを絞りPRすることがより認知度を上げる事に繋がるのではないかと思いました。
 最後の各班の発表では「イベントは交流の1つであり、イベントを通して町の在り方を変える。」「若者が気軽に参加できるコミュニティを作りたい。」など具体的な意見を聞くことができました。
 次回は「地域のやるべきこと」を実現するために、多様な協働先の強みを思い描きながら事業案を検討します。最終回となりますが地域づくりに役立つ知識を習得できるように主体的に活動したいと思います。

YOSAKOI祭りボランティア感想 2016年8月21日(日曜日)

人文部社会学科 3年次生 弓削 穂乃香

YOSAKOI祭りボランティアスタッフに、司会として参加しました。初めに階段などの掃除をし、そのあと打ち合わせをして本番に臨みました。熱気が漂う中、ステージの上での司会は緊張しましたが、私自身、楽しんで司会をすることができました。夕方頃になると祭りはより一層盛り上がり、どのチームも優勝を目指して気合の入った艶やかな演舞を見せてくれました。各チームの紹介文も本部席で読ませていただきましたが、各チーム個性があり、よさこいにかける情熱が伝わるように気を付けました。最後は会場の皆さん全員で踊る「総踊り」で締めくくられました。真っ黒な空に花火がきらめき、熱い祭りにふさわしいフィナーレでした。
 あがり症を克服するために参加しましたが、大勢の人に対する伝え方など、多くのことを学ばせていただきました。この経験を生かして、さらに多くのことにこれからも挑戦していきたいです。今回のボランティアで、多くの人のお世話になりました。イベントというのは、沢山の人の協力があって成し遂げられるものだと思います。ありがとうございました。

 

砥部町五本松 花畑通りアート計画 2016年8月19日(金曜日)~8月26日(金曜日)

人文学部社会学科3年次生 弘田 奈々

昨年に引き続き、今年も砥部町五本松の花畑通りに壁画を描かさせていただきました。今年の壁画のテーマは「宇宙」で、この通りを通る人たちに楽しんでいただき、元気になっていただけたら良いなと思い、絵を描きました。作業は、8月19日(金曜日)から始め、8月26日(金曜日)に完成しました。今年は昨年の約2倍にも及ぶ大きな壁の掃除から始め、猛暑の中みんなで協力して下地塗り、下書き、色塗りといった行程で取り組めました。作業中にはさまざまな人が見に来てくださって声をかけてくださったり、近所の子どもたちに一緒に色塗りをしていただいたりとMuseだけでなく地域との関わりもできたのではないかと思います。
 今後、この壁画を多くの方々に見ていただき、少しでもこの五本松周辺の活性化、みなさんの元気の源になるよう貢献できればと思っています。

みそぎ夏祭りのイベント支援 2016年8月14日(日曜日)、8月15日(月曜日)

法学部法学科 3年次生 藤岡 智也

蝉と蛙の声が響く8月14日(日曜日)本事業で久方ぶりに内子町を訪ねることになりました。内子駅からイベント会場のみそぎ地区まで、現地スタッフの車で揺られながらおよそ数十分、徒歩では1時間では辿り着けないだろうと思います。
 目的地に到着すると、すでに人が集まっており作業も始まっていました。イベント会場であるみそぎ小学校は現在廃校になっており、何に使うかは考え中とのことでした。
 私が取り組んだ作業は抽選会のために番号が付されたシールをうちわに貼ること、キャンドル用の缶切り作業、キャンドル用に火を付ける芯を作る作業です。この芯を作る作業は、紐を捻じって作ります。そのまま紐を使えば良いと思いましたが、このままでは長持ちしないとのことでした。この作業の名人を見本に作ろうと試みましたがなかなかうまくはいきませんでした。最後に、会場の草引きを行いました。日常使われていない旧小学校のため、雑草は目立っておりましたが、ずいぶんときれいになりました。
 2日目は、午前中から準備がありました。イベント運営、出展用のテント張り、椅子・机の設置から始まりました。この日のメインの作業は、ピザ、パンを焼くための窯火の管理でした。肝要なのは適切な熱を維持することであって見せかけの火の大きさではありません。五右衛門風呂と同じ要領とのことでしたが、何かの機会に火を焚いたことはあっても、五右衛門風呂に縁故は無かったため大変苦労しました。また、火の管理と並行してパン、ピザを焼く作業もありました。上手く焼くのもそれなりの技術を要しますがこれに勝って夏場に火を扱う作業をすることは特に私を消耗させました。
本活動では、地域の方のお家に宿泊し、寝床と朝、夕の食を用意して頂きました。Kさんとその家族には大変お世話になりました。ここで改めてお礼申し上げます。ありがとうございました。

砥部町村の駅五本松七夕祭り 2016年8月7日(日曜日)

人文学部社会学科 3年次生 中平 紗綾

砥部町の五本松地区には、「村の駅」という場所があります。ここは、古くなった民家を改築して、お遍路さんや地域住民の方々の接待所として利用されているところです。村の駅では季節に合わせたイベントが開催されており、5月にも2日間のイベントが開催され、遠方からもたくさんの方に来ていただきました。
今回私たちが参加したのは、8月7日(日曜日)に行われた「七夕まつり」です。各店舗の販売手伝いが主な役割でしたが、今年から新たな取り組みとして、学生が子供達にワークショップを開きました。夜空をイメージした鮮やかな青色のゼリーの上に星型で抜いたりんごやみかんをトッピングする七夕ゼリーを子供達と作る計画を立てていきましたが、なかなか準備に手こずりました。何度も試作品を作り、当日の流れを村の駅の方やPTAの方と話し合いました。しかし話し合いの中で、まだまだ私たちの詰めが甘かったことを痛感しました。いくら学生が頑張っていても、大人との連携が取れていなければ、大人数の子供を動かすことはできません。こうしたいという理想を実現するためには、現状をしっかり見つめ直し、そのギャップを埋める努力が過程として必要なことを感じました。
 当日はワークショップの会場となる公民館に15名程度の子供が集まり、学生と一緒にゼリーを作りました。飾り付けに集中している子供、おいしいと言いながら食べている子供を見ていると、いままでの大変だった準備期間を忘れるくらい嬉しかったです。途中、子供達に配るゼリーが固まらないというアクシデントもありましたが、余裕をもったスケジュールを立てていたため対応することができました。この経験から何事も余裕をもった計画を立てることの大切さに改めて気付かされました。
村の駅では焼き鳥、田楽、かき氷等が出店され、大人から子供まで盛り上がりを見せていました。ただ、子供向けの屋台がもう少し増えた方がより楽しめるお祭りになったと思うので、この課題を今後改善していきたいです。
今回の村の駅では、初めてのことをする大変さと同時に、嬉しさを感じました。これは、楽しそうな子供達といつ来ても笑いの絶えない村の駅の様子を見れたからだと思います。また、七夕まつりを成功させたいと準備期間から頑張ってきたMuseの仲間達との大きな達成感を感じることができました。
 「活性化」という言葉を辞書で調べると「まわりに生き生きと作用する力を与える」と出てきます。今後も学生ならではのアイディアで、より村の駅が生き生きするような力を与え続ていきます。そして、人と地域の繋がりを身近に感じられる村の駅の魅力を発信していきたいです。

横河原にぎわいづくりWS(ワークショップ) 2016年7月25日(月曜日)

人文学部社会学科3年次生 山本 こよみ

第2回目は「テーマの共有」を行いました。まず地域課題全般について、自分の理想・夢の社会を思い描き、現状を比べることで、課題を明らかにし、それぞれの取組を振り返ってテーマを導き出す、というワークでした。
 これまでの取り組みや現状について、ひとつずつ丁寧に考えて行くことで、理想を実現するためにどうしたらいいのかという議論まで自然にたどり着くことができました。
 また、前回「相互理解」をおこなったことで、ワークショップ中はもちろん、その前後にも参加者同士が言葉を交わしやすくなっていたと思います。難しいと感じることもありますが、自分たちで作り上げたり、さまざまな考え方や経験を聞き勉強させてもらえたりすることがとても楽しいです。
 参加者のみなさんに助けていただきながら、今後も主体的に取り組んでいきたいです。

「元気わくわく川まつり」支援事業 2016年7月17日(日曜日)

本事業は、内子町五十崎自治センター前の小田川河川敷において開催された“川と遊ぶこと”の出来るイベント「元気わくわく川まつり」の運営補助です。
当日は「うなぎのつかみどり」や「にじます釣り堀」「ミニ四駆」など13のレクレーションコーナーのほか、「手すき和紙つくり」など地域の伝統工芸や環境を学ぶ場8コーナーが設けられ、約500人のこどもたちが参加しました。


経済学部経済学科2年次生 佐藤晴香

 私は身近な外来生物、絶滅危惧種について双六などを通して知ってもらうという場を担当しました。あまり子供たちは興味ないのではと思っていましたが、案外そうでもなく、何度も双六に挑戦し、射的を満足するまで遊んだ後「この生き物は見たことがある!」と子供たちは目がキラキラしていました。私自身も知らない生物が多く勉強になりました。また運営スタッフは社会人の方もいらっしゃり、その方々達の対応を見て、このような社会人になりたいと感動しました。お話する機会もあり、自分の将来の参考にもなりました。子供たちにも久しぶりに関わることになり、パワーに圧倒されてもいました。
 このイベントを通して初めて内子町を訪れたのですが、自然豊かでとても元気があり、仲の良い人たちを見て、とてもいい町だと思いました。実家に重なる雰囲気もありなんとなく懐かしかったです。内子町はリピーターが多い観光地だと聞いたことがあったのですが、納得しました。あったかい町なので、ぜひ訪れてほしいです。私ももう1回訪れ、ボランティアもしたいと強く思っています。


法学部法学科 3年 増田俊輔

 僕達はペットボトルロケットの運営をさせていただきました。初めてペットボトルロケットというものを使って遊んだのですが、想像よりもよく飛んで大変驚きました。たくさんの子供たちが笑顔でペットボトルロケットを飛ばしている様子を見て小さい頃を思い出し、僕も嬉しい気持ちで胸がいっぱいになりました。また、ロケットを準備している最中も現地のスタッフの方が優しく話しかけてくださり交流することができました。
 その後の交流会では、伊予銀行や三浦工業などの地元の企業の方々からも話を聞くことができました。去年よりも多くの子供たちが来てくれたみたいで盛大なお祭りとなりました。このボランティア活動を通して小さい子供たちやご年配の方々など普段は交流できない方々と関わることができてとても楽しかったです。貴重な体験ができ、僕自身ひと回り成長できたと思います。

横河原にぎわいづくりWS(ワークショップ) 2016年6月20日(月曜日)

経営学部経営学科2年次生 三宮 叶

本事業は、平成28年3月に東温市に多世代交流拠点として完成した「ぷらっとHOME」を利用して、「皆が楽しめるイベント企画」や今後の運営を行う上での「利用者協議会(仮称)の設立」などを話し合い、実践するものです。このワークショップは、「市民自らが楽しくなれるまちづくり」を目指して地域の方が集まり、地域の活性化を図るための企画案を作り上げます。
 最初は友達に誘われてなんとなく参加しようという意気込みでしたが、大学生のうちに様々な活動に参加したいと思って、今回の参加を決意しました。第一回目は「相互理解」について話し合いました。参加者がこれまで行った地域活動について、それらの成功例や困難だったことを共有・共感しました。大学のゼミとは違って、世代の違う方々とお話しすることが新鮮でした。私は地域活動の話しとして小学校の部活動を見に行っていることを主に話しました。その活動について意見を頂き、この行動は自分がお世話になっている母校への恩返しにつながっていると言われ、それまでは遊びに行っているという認識でしたが、それを聞いてさらに貢献しようと思いました。今回は第一回目でしたので緊張もありましたが、地域の相互理解などについて次回以降もっと理解を深めたいと思いました。

菊間町駅市支援事業 2016年5月22日(日曜日)

法学部法学科 3年次生 正岡翔吾

5月22日(日曜日)に行われた菊間町駅市に、Museから7名で参加させていただきました。菊間町駅市は地域活性化のためのイベントです。地元や周辺地域の特産物、それから雑貨、アンティークなどを販売しており、子供からお年寄りまで、更には菊間だけでなく他の地域の方まで、多くの方が訪れています。また、毎回新しいものを取り入れているのも駅市の特徴です。今回はミニ四駆を作って走らせることができる子供向けのコーナーが設けられ、大変人気のコーナーとなっていました。子供達も存分に楽しめるイベントだったと思います。
 私が駅市で毎回感じるのは人と人との繋がりです。菊間町は私の地元であり、駅市には私が幼い頃からお世話になっていた方も携わっています。そのような方々が仕事もあるのに何日も前から駅市の準備を進めている姿を見ると、やはり菊間町はいいところだなと思います。そうした人々の繋がりによって駅市は出来上がっています。そして、若い世代の私たちが駅市に参加することによって、繋がりをさらに広げていければと思います。
 次回の駅市は8月28日(日曜日)、その次は11月27日(日曜日)に開催される予定です。特に11月の駅市は記念すべき第20回目となります。毎回進化を続けている駅市を私たちもサポートしていければと思います。

2016年5月3日(火曜日)、5月4日(水曜日)

経済学部経済学科 4年次生 河内 純也

お遍路さん、地域住民、観光客を対象として提供している休憩所「村の駅」を盛り上げ、町外にも知ってもらおうと砥部焼、土産物などの販売が行われ、各販売のお手伝い、来客者へのお茶の接待、駐車場案内を2日間担当しました。
 今回のマルシェはチーフという形で参加させて頂きました。去年まではリーダーを担当していたため、運営に必死でしたが、今回は、一スタッフとして村の駅を楽しめたと思います。
 5月3日(火曜日)は天候が悪く、風は強い、雨は降るしで一時中断も視野に入れていたほどです。しかし、五本松地区に住む人たちを中心に多くの来場者が来てくださいました。となりのトトロに出てくる猫バスを模した屋台もあったおかげか、子供が多く来てくれていたように思います。
 5月4日(水曜日)は、天気も良く、駐車場15台分が満車になるほど今まで一番の来場者数でした。県外ナンバーの車も多く、確認しただけでも徳島、香川、宮崎からお越しいただいていました。一つ驚いたことは、村の駅の活動、今回で3年目になるのですが、当初、村の駅に来ていた双子の女の子が2年ぶりに来てくれていて、最初誰だか分からないぐらい成長していたこと。以前はカップルで来ていた人たちが結婚し、子供を連れてきてくれたこと。何年経とうが、「久しぶり、また来ました」と声を掛けてくれたのがとても印象的でした。本当に村の駅のイベントは人との繋がりというのを確かに感じられるものであり、そこに住む人たちの成長を見届けることができる素敵なものだと思いました。
今現在、五本松地区の憩いの場というのが現状で町外の方からの知名度は本当に低いものです。ですが、その憩いの場、村の駅ならではの居心地の良い空間を気に入ってくれる方は少しずつですが増えてきています。
 今後とも、村の駅の良さを損なわず、私たち学生の出来る範囲内で村の駅を砥部町を盛り上げていきたいと考えています。

「子供へんろ塾」 2016年4月4日(月曜日)~4月6日(水曜日)

経済学部経済学科 4年次生 松井健人

子供へんろ塾のスタッフとして、3日間小中学生とお遍路のことや四国88か所巡りのことを一緒に学びました。今回は、太山寺・八坂寺・西林寺・岩屋寺の4か所をめぐりました。各お寺では、納札を納め塾生・スタッフ全員で般若心経を中心に唱えました。最初の方は、般若心経が読めない子供たちが多かったけれど、何回も読むうちに上手くなり最終日には、全員で合わせて読めるようになりました。
 この3日間子供へんろ塾のスタッフとして1つ学んだことがあります。それは、「信頼関係を築く」ことです。私は主に男子の子供たちを担当しました。初めは、初対面であったため子供たちとコミュニケーションを取ることができませんでした。しかし、大学生から積極的に声をかけていくうちに子供たちも心を開いてくれました。最終日には、お互いに「信頼関係を築く」ということができ、笑顔でお別れすることができました。
 私は将来教師を目指しているので、子供へんろ塾で学んだ「信頼関係を築く」ということを教育実習や来年度以降教員になった時に活かしていきたいと思います。

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