中村知事と愛媛の明日を語る―知事とみんなの愛顔(えがお)でトーク―

平成30年8月29日(水曜日)、愛媛大学総合情報メディアセンターメディアホールにて、中村時広愛媛県知事が地域住民と意見交換を行う「知事とみんなの愛顔(えがお)でトーク」が開催され、本学学生3名が県内他大学生とともに中村知事と意見を交わした。
　これは、中村知事が地域に出かけ、地域住民と直接対話を通じて、地域の意見・要望を把握し、可能なものから県政に反映しようと実施されている。

はじめに、中村知事から「愛顔(えがお)あふれる愛媛づくり」と題し、今年7月に県内で発生した豪雨被害への県の対応を中心とした講話があり、引き続き、意見交換に移った。
　髙橋芹奈さん(薬4年)は「介護のために離職や退職をする人が増えている中、予防介護を普及させることにより、離職や退職を減らすことができれば地域や産業の活性化につながると思いますが、県内の予防介護の普及についてご意見をお伺いしたいです」と意見を述べた。また、池田奈菜子さん(経済2年)は、地域のイベントや伝統行事への参加を増やすための策について、今井仁大さん(人文3年)は、出身地の三原市が被災した際のメディアコントロールを例に挙げて愛媛県としてのメディアコントロールについて、また県内大学生などボランティアに行きたいが、行く手段を持たない人への周知方法などについて意見を述べた。
　終了後、参加した今井さんは「知事に直接意見をお伺いする機会は滅多にないので、とても貴重な経験となりました。豪雨災害への対応などで大変な時だと思いますが、知事の緊急事態発生時の対応姿勢やマネジメント力を肌で感じることができました」と感想を述べてくれた。