画像情報分野の研究を深める―深尾隆介さんが「CG-ARTS賞」を受賞―

平成29年2月1日（水曜日）付で、深尾隆介さん（経営3年）が「CG-ARTS賞」を受賞した。この賞は、画像情報分野に優れた人材育成に取り組む「CG-ARTS協会（公益財団法人画像情報教育振興協会）」が認定する賞で、同協会の指定する教育カリキュラムを実践するCG-ARTS教育校を対象に、CG-ARTS検定試験の合格者や CG・Web・画像処理・マルチメディア関連カリキュラムにおいて学業優秀な学生で、大学の推薦する学生1名に対して贈呈される。本学は2015年度より、CG-ARTS教育校として認定を受けている。

CG-ARTS検定は、ベーシックとエキスパートの二つのクラスに分かれている。深尾さんは、昨年度合格した「CGクリエイター検定」に加えて、今年度は「Webデザイナー検定」、「マルチメディア検定」のエキスパートに合格しており、さらにCGに関する優秀な学業成績を修めたことが高く評価され、この度のCG-ARTS賞を受賞した。
　深尾さんは今回の受賞に際し「高校生の時から情報技術を学んでおり、大学でもCGの研究を深めていました。今回このような賞をいただき、学生生活の中でがんばってきたことが実績として認められて嬉しいです。今後も検定に取り組み、学んだことを活かせる職業に就くことができればと思います」と話してくれた。
　CG-ARTS教育校として学生の指導に取り組む檀裕也経営学部教授は「深尾隆介さんは，CG-ARTS 検定の合格だけでなく、CG に関する情報分野の講義に熱心に取り組んでいました。課外活動として CG コンテンツの制作に挑戦したり、VFX 映画など産業における事例のリサーチも進めています。今後は、得意のプログラミングを武器に、さまざまな映像表現の分野で活躍することに期待しています」と激励の言葉を贈った。