愛媛の棋王位のタイトルを獲得 中村幸佑さん

平成29年4月30日(日曜日)、愛媛県の棋王位を決める「第42回愛媛アマ将棋まつり」(主催：愛媛新聞社)が開催された。この大会で、県内在住の3段以上の実力者が揃う棋王位の部に出場した本学将棋研究部の中村幸佑さん(法1年)が、2年ぶり2度目の優勝を果たし、10月に開催される「第32回四国アマチュア将棋選手権大会」の出場権を得た。

棋王位のタイトルを獲得した　中村さん

　
　中村さんは小学6年生の時に、父親から教えてもらったことを機に将棋をはじめ、現在ではアマチュア5段にまで腕を磨いた。
　大学入学後は、将棋と向き合う時間も平日は約6時間、休日となると1日中向き合うこともあるとのこと。また、今では、小学生の時から練習を行っている道場で、後輩の指導も行っている。
　現在の目標は、「大学生の大会、アマチュアの大会で共に全国優勝をしたい。そして、自身が得意とする終盤戦を意識して、長い時間をかけてプロ棋士と戦ってみたい」と話してくれた。

本学の将棋研究部は、昨年度中四国学生将棋大会団体戦B級で優勝し、A級に昇級している。また、個人戦でも3名の部員がベスト4に入るなど、上位の成績を収めている。
　全国優勝を目指す中村さんの今後の活躍に期待したい。