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2023年10月19日
プレスリリース

創立100周年。重ねた歴史と伝統を重んじ、これからの未来をともに祝う―松山大学創立100周年記念式典・祝賀会開催―

2023年10月18日(水曜日)

松山大学は、2023年10月17日(火曜日)ANAクラウンプラザホテル松山において本学創立100周年記念式典・祝賀会を行いました。
 記念式典では学校法人松山大学理事長・松山大学学長 新井英夫(あらい ひでお)より、「松山大学は地域の想いを受けて誕生した大学であり、地域が情報系人材を求めていれば、その要請に背を向けることなく応えることこそが、本学の使命であるとともに、地域の発展に主体的役割を果たすことを掲げている本学の責務である」とし、100周年の節目に表明した新たなビジョンや、新学部設置構想、100周年記念事業などを交え式辞を述べました。
 また、本学OB会である温山会 副会長 今井 俊朗(いまい としろう)様は「本当に価値ある大学とは巣立った歴代の卒業生への社会的評価の高い大学であり、温山会員一人一人の社会的評価の総和」であると述べ、母校への支援に精進することを誓うとの決意の言葉をいただきました。
 会場には各界より松山大学のOBやOG、現役学生など幅広い年代の方々にお集まりいただき、大変賑やかに会が執り行われました。本記念式典・祝賀会のほか、館内各所にて現在の学生サークルの展示に加え、創立100周年学生プロジェクトの活動紹介や新商品の披露と先行販売を行いました。学生プロジェクトが制作した記念グッズは来場者に大変好評をいただきました。本グッズは11月18日(土曜日)にホームカミングデーで、11月19日(日曜日)に大学祭「熟田津祭」にて一般販売を予定しております。

松山大学創立100周年記念式典

  • 日時:2023年10月17日(火曜日)
  • 会場:ANAクラウンプラザホテル松山(松山市一番町3丁目2−1)
  • 来賓祝辞:
    文部科学大臣 盛山 正仁(もりやま まさひと)様 代理
    愛媛県知事 中村 時広(なかむら ときひろ)様
    日本私立大学連盟副会長 上智大学学長 曄道 佳明(てるみち よしあき)様
    ニッタ株式会社代表取締役社長 石切山 靖順(いしきりやま やすのり)様

松山大学創立100周年記念祝賀会

  • 来賓祝辞:愛媛県議会議長 高山 康人(たかやま やすひと)様
  • 乾杯:新田ゴム工業株式会社代表取締役 新田 長彦(にった たけひこ)様
  • 余興:応援團チアリーダー部、吹奏楽部、Street Dance Club “macl”
  • 万歳三唱:松山市長 野志 克仁(のし かつひと)様

代表者識式辞(一部抜粋)

学校法人松山大学理事長・松山大学学長 新井 英夫

<創立100周年を迎え、次の100年の本学の将来に関して3つのお約束>
 第1に、本年、本学は、「地域が誇れる大学」、「未来に確かな実りをもたらす大学」としての地位を確立するための具体的ビジョンである「松山大学長期ビジョン」を発表しました。「実り」をもたらす教育活動、「実り」のある学生生活、「実り」につながる研究活動、「実り」を生み出す社会貢献、「実り」を実現する大学運営という5つの「実り」のビジョンを掲げた上で、「成長が実感できる充実した学びと学生生活を提供」するとともに、「地域を支え、創造していく主体的な役割を果たし、地域との「共存共栄」を目指してまいります。
 第2に、新学部設置構想です。私共は2025年4月、松山大学として6番目の学部となる情報学部を設置すべく準備を進めております。松山大学は地域の想いを受けて誕生した大学であり、地域が情報系人材を求めているのであれば、その要請に背を向けることなく応えることこそが、本学の使命であるとともに、地域の発展に主体的役割を果たすことを掲げている本学の責務であると考えます。新学部構想に限らず、これからも松山大学は地域の要望に耳を傾け、地域と連携し、大学改革を進めていきます。
 第3に、本学は「100周年記念事業」を進めております。そしてこの「100周年記念事業」の中心をなすのが、「松山大学創立100周年記念事業募金」の創設であります。これは本学が「未来に確かな実りをもたらす大学」にふさわしい教育、研究、社会貢献活動を遂行するのに必要な自主財源づくりを目指すもので、本日の記念式典には、本記念事業募金に多大のご協力を賜った企業の代表の方々や個人の皆様にも大勢ご出席いただいております。皆様からいただいた募金は、本学及び地域社会の発展のために最大限に生かしていくことを、改めてお約束申し上げます。

<創立100周年記念事業について>
2月には「子規の叔父・加藤拓川展」。5月には記念シンポジウム「三恩人は松山大学創立100周年に何を想うか」を開催。また、年末、12月30日(土曜日)15時00分より南海放送において、松山大学創立100周年記念番組「文教の中心たらしめよ」が放映されます。
今回、在学生に対して、「長い歴史と伝統を有する本学の学生であることに誇りを持ってもらいたい」という想いから、在学生にも100周年記念事業の多くに関わりを持ってもらっており、本日も各所で学生たちが花を添えてくれています。中でも「学生プロジェクト」のメンバーは、企画立案から運営まで、自分たちで考え、100周年の盛り上げに貢献してくれており、大変、頼もしく思っております。

出席者式辞(一部抜粋)

松山大学 温山会 副会長 今井 俊朗

松山高等商業学校、松山経済専門学校、松山商科大学、松山大学と校名は変わりましたが、この100年の間に、母校が輩出した卒業生の総数は約82,000名に上ります。設立初期の時代は、高等学校への進学者は珍しく、ましてこの四国・松山という地方の地に、いきなり日本で3番目の私立高等商業学校が設けられたことは、当時の地元の関係者がいかに誇らしい思いを抱いたかは、容易に想像のつくところであります。
 この松山高商へは、特に西日本各地からの俊秀が青雲の志を抱いて次々とやって来るようになりました。教職員の方々のご努力と、「父母の会」や「文京会」その他の方々のご支援もあり、松山大学は目下順調な歩みを続け、この松山にあって地方私学の雄としての存在感をますます強めております。しかしながら大学運営を取り巻く環境は、「急速に進む少子化」というトレンド一つを取ってみましても、厳しい競争をまぬがれ得ないであろうということもまた実態であります。100年というのれんに裏打ちされた我が松山大学であろうとも、いささかの慢心・過信も許されるはずはありません。すでに時代は、本当に価値ある大学しか生き残れないところまで来つつあります。
 しからば、本当に価値ある大学とはいかなる大学なのか。あえてこれを一言で表すならば、つまるところ『そこで教えを受け、鍛えられ、育てられて巣立った歴代の卒業生への社会的評価の高い大学』ではないでしょうか。卒業生とはわれわれ温山会員そのものであり、松山大学の評価はとりもなおさず、我々温山会員一人一人の社会的評価の総和ということに他なりません。
 本日ここに、母校創立100周年の式典に当たり、及ばずながら私たち温山会員は、それぞれの立場で社会的ミッションをしっかりと果たし、母校への報恩・支援に怠りの無きよう精進を尽くすべく、今後はさらにその気概を確かめ合い、引き締め合ってまいることをお誓いします。

松山大学創立100周年ルームフレグランス

松山大学創立100周年学生プロジェクトによる本学初「松大の香り」をイメージした公式グッズ

このたび創立100周年学生プロジェクト「Best “2nd Place”, MATSUDAI」のルームフレグランスチームが企画・制作を行った「松山大学創立100周年ルームフレグランス」が完成いたしました。これは創立100周年を機に、多くの方に本学の教育理念である校訓「三実」を認識してもらいたいとの思いから学生プロジェクトメンバーが発案したものです。制作にあたり、本学の校訓「三実」である「真実・忠実・実用」から、それぞれ連想される3つの植物をブレンドして香りを作りました。また、香りを決めるにあたっては、在学生にも関わってもらいたいというメンバーの思いから、学生100人にアンケートを取り、香りを選びました。

 

 

 

商品詳細

  • 商品名:松山大学創立100周年ルームフレグランス
  • 香りについて:
    若々しく甘いさくらんぼの香りと、落ち着いたヒノキの香り、みずみずしい新芽を思わせるスプラウトの香りがさわやかに広がるフレグランスに仕立て上げました。
  • 価格:一般販売価格 3,000円 学生価格 2,000円(すべて税込)
  • 販売:ホームカミングデー 2023年11月18日(土曜日)、熟田津祭 2023年11月19日(日曜日)
    松山大学文京キャンパスにて販売
  • <校訓「三実」から連想した3つの植物について>
    真実:ヒノキ 事に真っ直ぐに向きあい、探究し、大空に向かい上昇し続ける姿
    実用:スプラウト 小さな芽吹きから豆が実りゆくまで、様々な形に進化しその時々で万能な素材となる姿
    忠実:サクランボ 豊かな実りをつける、たくさん実がなり他者とかかわりあって育つ姿

「Best “2nd Place”, MATSUDAI」ルームフレグランスチーム リーダー
松山大学経済学部経済学科4年次生 竹廣 壮馬(たけひろ そうま)

校訓「三実」をイメージする香りを作ろうと決めた時、どんな植物と紐づけるか、またその3種をあわせるとどんな香りが生まれるのか、全くの初めての経験でイメージできませんでしたが、結果的に素晴らしいものができあがりました。ルームフレグランスは大学の記念グッズとしては珍しいと思うので、在学生だけでなく、卒業生や一般の方にも商品を手に取っていただきたいです。
 また、香りから思い出される記憶もあるかと思います。ふわっと香るこのフレグランスをきっかけに、卒業しても大学時代を思い出したり、友人と思い出話をしたりするきっかけになればいいなと思います。

松山大学創立100周年記念 オリジナルトートバッグ

松山大学創立100周年学生プロジェクトの学生考案オリジナルデザイン

このたび創立100周年学生プロジェクト「Best “2nd Place”,MATSUDAI」のトートバッグチームが企画・制作を行った松山大学オリジナルトートバッグが完成いたしました。在学生や卒業生だけでなく地域の方にも本学が創立100周年を迎えたことを知っていただくために、創立100周年を迎えた本学の現在の姿(大学内の建物)を選んでデザインし、制作したものです。

商品詳細

  • 価格:一般販売価格 2500円 学生価格 1500円(すべて税込)
  • デザインについて:
    表面には文京キャンパス中心にある噴水、東本館、温山会館(同窓会館)、カルフール(厚生施設)、樋又キャンパス、御幸キャンパスのクラブ アクティビティ エリア(100周年記念施設)の6つをイラストにしました。裏面には創立100周年のスローガン「実れ、ミライ。」をイメージした「SEIZE THE FUTURE」の英文と学生プロジェクトのロゴが配置されています。
  • 販売:ホームカミングデー 2023年11月18日(土曜日)、熟田津祭 2023年11月19日(日曜日)
    松山大学文京キャンパスにて販売

「Best “2nd Place”, MATSUDAI」トートバッグチーム リーダー
松山大学経営学部経営学科4年次生 壷井 大雅(つぼい たいが)

私は、大学に入ってから、コロナ禍により友達を作れない日々を過ごしました。しかし、このプロジェクトに参加して、定期的に集まり話し合うことができるようになり、ようやく大学生らしい活動ができたと感じています。制作の中で大変だったのは、学部・学年が異なるメンバーが集まる中、チーム内で異なる意見を一つにまとめあげることでした。
 100周年記念ということで昔の校舎を描く案もありましたが、進化し続ける松山大学を感じていただきたいと思い、現在の建物をデザインすることにしました。デザインをお洒落にし、しっかりした生地を選んだため、日常生活でもお使いいただけます。学生、卒業生はもちろん、地域の方々にもぜひ手に取っていただき、松山大学のことをもっと身近に感じてほしいと思います。

会場の様子

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