松山大学・伊予農業高等学校・伊予市による社会人基礎力育成事業伊予市の老舗和菓子店「こんだ」発、新たな手土産を開発せよ！iProject!　お土産菓子 提案・成果発表会 開催

松山大学は、伊予農業高等学校・伊予市と提携し、事業者や団体とともに推進する協働事業「iProject!」の提案成果発表会2024年２月16日(金曜日)に伊予市役所（伊予市米湊820）にて行います。
　今回のプロジェクトは、昨年11月に発表された伊予市の特産品「びわ葉茶」を使ったメニュー開発に続き２グループ目で、伊予市内にある創業70年の老舗和菓子店「こんだ（紺田菓子舗）」様に“伊予市の新しい手土産菓子”を提案します。
　提案にあたっては、地元の銘菓を手土産として利用する機会の多い伊予市内の企業様に、「手土産」に関するインタビュー調査を実施。消費者ニーズをふまえ、伊予市の新たな名物となるような、地元に愛される老舗店舗の商品開発に込めた思いなどをプレゼンテーションします。ぜひ、ご取材ください。

iProject!とは

松山大学の学生と、伊予農業高等学校の生徒、伊予市が連携し、事業者や団体を巻き込み推進する協働事業です。それぞれの持つ専門知識や技術、生徒や学生の若く柔軟な視点も生かしながら連携し「新しい何か」を生み出す取組みです。本学と伊予市役所・伊予農業高等学校との連携は平成24年4月から実施しており、地元の製菓店などとともに特産品等の販売促進、地域の話題づくりなどによる地域の活性化を目指しています。また、高校生、大学生の社会人基礎力アップの場としても期待されています。

iProject! 提案・成果発表会　概要

• 日時 ： 2024年2月16日（金曜日） 14時15分〜
• 会場 ： 伊予市役所　３階　庁議室（伊予市米湊820）
• 内容 ： 1．開会挨拶　2．大学生からの提案・成果発表　3．紺田菓子舗　紺田 一男（こんだ かずお）様より質疑応答・感想　4．講評

担当学生コメント

経済学部経済学科3年次生　　清家 胡太(せいけ うた)

私は商品案や販促方法などを担当しました。実際にこんだ様のお店にお伺いすると、昔ながらの和菓子店の雰囲気や、並んでいるお菓子、訪れるお客さんとお店の方の会話などから、地元に長く愛されているお店であることを肌で感じました。学生が考えるからといって「若者向けに」とか、「SNSで拡散」といったありきたりな提案を正解とせず、本当にお店にプラスになるものとは？と真剣に考える大切さを実感しました。

経済学部経済学科3年次生　　徳永 利貴（とくながとしき）

私はグループの資料作成やインタビュー調査、アポイントメント調整などを担当しました。インタビュー調査では県外へ出張に行くことの多い地元企業様を訪問し、実際に手土産として購入する際のポイントなどをお聞きしました。お菓子の箱のサイズから個数、配ることを考えると個包装がよい、地元の名産品であれば贈り先との会話のきっかけになるなど、「なぜ選んだか」について、学生の自分たちでは思いもよらなかった消費者視点の意見に気づくことができました。

プレスリリース資料はこちら