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マツダイ最前線

薬学部医療薬学科 薬理学研究室
薬理学ならではの視点で信頼される薬剤師を目指す

4年次生から6年次生までが同じ空間で研究を進めているので、学年を超えた情報共有がスムーズ。研究でつまずいたときなど、「中島先生は細かいところまで見てくださり、改善点に気づかせてくれます」
薬学部の学生は4年次生で研究室に所属し、3年間を通して研究を進め、学年を超えた交流を育んでいく。「まだ入ったばかりで研究への参加はこれからですが、先輩のそばで学べるのは研究室ならではの魅力だと思うので、しっかり吸収していきたい」と4年次生の伊藤さん。薬理学研究室では、実務実習の激励や試験後の慰労会といった名目で「お茶会」を開催。こうしたコミュニケーションの場が研究にも活かされているという。
最後に中島教授は「『信頼される薬剤師』は、患者さんにとって有益な情報をしっかり伝えられる存在。薬理で学んだ人体と薬物の相互作用を意識し、研究活動を通して養った問題解決能力が発揮できる、そんな薬剤師を目指してもらいたい」と学生へエールを送ってくれた。