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2020年10月30日

学びを止めない

松山大学入学試験薬学部成績優秀者スカラシップ奨学生として奨学金(授業料の全額相当)を6年間継続して給付された髙橋さん。目標達成のコツを「課題提出や試験などでトップをとるなど、短期的目標を積み重ねたうえで大きな目標を達成できるものと、私は考えています。あとは集中力。期間を決めて、勉強するときは勉強だけをする、遊ぶときは思いっきり遊ぶ。このメリハリが大切です」と話す。

日常のあらゆることが研究課題になる臨床現場
常にアンテナを張り、考え、〝学び〞を止めない

 私はもともと医療分野に興味があり、地元で人と関わる仕事に就きたいと考えていました。医療系の学部を志すなかで知ったのが、松山大学のスカラシップ制度(※1)。これが契機となり、薬学部への進学を決めました。同時に、勉強だけではなく、アルバイトや課外活動、遊び…あらゆることに全力で取り組み、人として成長できる6年間にしたい。やるからにはトップを目指し、メリハリをつけて充実した学生生活を送ろうと決意し、松山大学に入学したことを思い出します。
 臨床薬学研究室では、スギ花粉の研究に取り組んでいます。松山市のスギ花粉飛散状況の観測、飛散数と花粉症患者の相関調査などを行っていますが、花粉の判別ができるようになるまで10年はかかるため、今は判別できなくとも仕方ないという一面も。先生方から「研究とはどのようなものかを理解し、論理的な思考力や問題解決力を養うことが大切」とのアドバイスをいただき、私の学びにおける一つの指針となっています。
 この6年間、様々な実習や学習を通して、命に関わる仕事へ就く責任感や覚悟を養うことができました。また患者さんのことを第一に考えることで、幅広い視点で物事を捉えられるようになったと感じています。卒業後は新型コロナウイルス感染症対策をはじめとする現場の最前線で、薬剤師としての高いスキルが求められます。そのような中でも、身近で親しみを感じていただける「地域の薬剤師」になりたい。薬の知識はもちろん、予防医療、在宅医療、介護など、様々な医療知識を身につけ、幅広い領域で活躍するオールラウンダーを目指したいです。だからこそ、今は日常のあらゆることが研究課題になり得ると好奇心のアンテナを常に張り、思考と、〝学び〞を止めないように意識して毎日を過ごしています。
 プライベートでも〝学び〞の場を求め、今年度の「JFえひめ真珠大使ミズ・オンドアール」としても活動中。大好きな地元の魅力を多面的に知り、愛媛を誇りに思える社会人になりたいです。

※1 入学試験やスポーツ・学業において、優秀な成績を修めた者に対し奨学金を給付する制度。


薬学部医療薬学科6年次生 髙橋 芹奈さん
※年次等は取材当時のものです。

 

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入学広報課
電話
089-926-7140

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