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2023年04月11日

ここから、100年目の第一歩

2023年1月1日、新井英夫教授が学長に再任した。時代の変化とともに教育のあり方が大きく変わるなか、松山大学は創立100周年を迎える。
記念すべき年の舵取りを任された若きリーダーはどんな未来を描こうとしているのか。
学長として3年目を迎えた新井学長が「松山大学のこれから」を語った。

学生と地域が学びの楽しさに気づき
成長という「実り」の一歩を踏み出す

1923年、地元愛媛の強い想いに動かされた有志の尽力によって、日本で三番目の私立高等商業学校として誕生した松山大学は、本年、創立100周年を迎えました。現在、5学部6学科と大学院6研究科を擁する中四国屈指の規模を誇る総合大学として、校訓「三実」のもと、ディプロマ・ポリシー(学位授与方針)に掲げた「時代の変化に柔軟に対応し積極的に社会を支え、改善していく資質を身につけた」人材の養成を目指し、教育研究の充実に取り組んでいます。

松山大学に集った一人ひとりの学生が、専門知識だけでなく多様な考え方に触れながら、広範な視野を持つことで時代の要請に応える能力を身に付け、社会に貢献できる人材へと成長し、地域の担い手として活躍しています。卒業生の活躍は、松山大学の誇りであるとともに、希望でもあります。

しかしながら、コロナ禍後の社会の変化、人口の減少、ICTの進化など、どのように世の中が変わっていくかわからない不安定な時代を迎えており、大学も従来の枠組を超え、新たな挑戦をしていくことが肝要です。

100年前の先人の思いを引き継ぎ、200周年に向けた将来の発展の礎を構築するその第一歩として、現在、「松山大学長期ビジョン2024―2033」を策定しています。学生が、地域が、学びの楽しさや大切さに気づき、成長という実りへの一歩を踏み出す、その背中を押すこと。地域を学び、地域を担う若者を育て、巣立ったあとも地域に根を張り、つながることのできる関係性をつくること。松山大学は、これからを生きる人を育て、これからも地域とともに、成長する未来に、確かな実りをもたらす大学でありたいと考えています。

この記事は松山大学学園報「CREATION」NO.217でご覧いただけます。

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