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2024年02月28日

薬学部医療薬学科 医薬情報解析学研究室

課題や問題を自ら見つけ改善に導いていける力を

塵埃や雑菌の混入を防ぎ、空気を清浄な状態に保つ「クリーンベンチ」内で、細胞に試薬を与えてどんな反応が起こるかを調べる。

「患者さんの幸せを実現する」という医薬情報解析学研究室の共通目標は、様々な職種を経てきた高取教授が一貫して設定していたテーマであり、研究の目標が論文発表になってしまわないよう、目的を達成するためにできること・すべきことを考えながら研究を進められる環境を整えているという。実際に日野さんは「テスト対策だった勉強に対するモチベーションが変わった」という。また、宇都宮さんは「高齢者は些細な副作用でもダメージが大きい。患者さんがラクになることを一番に考えたいと思うようになった」と話す。
 教員が指示を出して研究を進めていくのは、ある意味“やりやすい”が、「指示がないと動けない人間は社会に出ても自分から動こうとしない」と高取教授。積極的なコミュニケーションを通じて、様々な不安や悩みを抱える患者に寄り添い、問題点を改善に導くことができる医療人になることを期待すると同時に、「医療業界以外の場面でもリーダーシップを発揮し、活躍できる人物になってもらえるよう指導していきたい」と話す。

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