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2017年06月19日

学生時代の様々な経験と幅広い人脈が財産に

学生時代の多くの経験が社会に出て役立った

八幡浜出身で、県内の大学への進学、また将来のことを考えて経済を学べる松山商科大学(現松山大学)に入学した高橋さん。当時は上下関係に厳しくバンカラな気風があった学内だが、大学自体は学生の行動に寛容で、自由にのびのびと大学生活を謳歌できたという。

学生時代の高橋さんは、とにかくいろいろな経験を積み重ねた。添乗員のアルバイトを4年間続けたが、一方で工事現場での寄宿舎暮らしも2か月経験。大学の史跡研究部に所属し、友人たちと地元の史跡でのフィールドワークにもたびたび出かけた。「ゼミの活動も思い出深いですね。私は、第7代学長を務められた稲生晴先生のゼミに所属していました。包容力のある温かい人柄の先生で、友人たちとともにいろいろな経験をさせてもらって、洞察力や協調性、決断力などを身につけました。それが、社会に出て本当に役に立ったなとしみじみ感じています」。

地域経済の活性化のため役割分担で後進育成

現在、高橋さんはJA愛媛県信連の企画管理部門、総務部門を統括している。愛媛県下JAと県信連で構成する『JAバンクえひめ』が食と農業を通じて、地域の皆様に一層必要とされ、愛媛県下JA貯金2兆円を目指すのが自分に残された最後のテーマだと笑顔で話す。「少子高齢化が進み、中山間地域が徐々に疲弊していくなか、農業の観点から地域を活性化させたいんです」。相手の考えや仕事の仕方を尊重し任せることで、後輩はキャリアを積んで成長できると考える高橋さん。その仕事に対する熱い思いは、次世代を担う若い世代にも脈々と受け継がれていく。

後輩へのアドバイス

勉強でも遊びでもアルバイトでも、全力でたくさんの人と幅広く経験を積んだ方がいいと思います。自信を持って話せる人脈と経験は、将来大きな財産になるでしょう。そして自分の大学に誇りをもつこと。それは自覚と責任につながります。

JA愛媛県信連
 (愛媛県信用農業協同組合連合会)

 代表理事専務
 高橋 孝一 さん(※)
 昭和52(1977)年3月 経済学部経済学科卒
 (※高橋さんの「高」は、正しくは「はしご高」です)


この記事は松山大学学園報「CREATION」NO.192でご覧いただけます。

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