- 2017年11月06日
- 国際交流在学生の方全学
武紫東さん(特別留学生)が優秀賞に輝く―第14回留学生日本語スピーチコンテスト―
平成29年11月5日(日曜日)13時00分から、南海放送本町会館1階テルスターホールにて「第14回留学生日本語スピーチコンテストin愛媛2017」(主催:愛媛県留学生等交流推進会議、企画・運営:愛媛大学国際連携推進機構・南海放送株式会社)が開催された。本学からは5名の留学生が出場し、交流協定校である上海財経大学(中国)からの交換留学生、武紫東さん(経営3年)が見事、優秀賞に輝いた。
同コンテストは県内の高等学校・高等専門学校・短期大学・大学などに在籍する外国人留学生を対象に、自由テーマで5分間スピーチし、日本語学習歴、滞在期間などを考慮した審査を行い、最優秀賞(1名)、優秀賞(1名)、佳作(2名)、特別賞(2名)、南海放送賞(1名)の表彰が行われる。
今回は、全体で19名の留学生が出場した。南海放送ラジオ、南海放送オフィシャル特設WEBサイトにて本コンテストの模様がインターネットLIVE配信されるなど緊張感のあるステージで、日本語との出会いや日本で日常生活を送る上での気付きや発見について、各々が熱弁を振るった。本学からは、武紫東さんの他に、李智秀さん(人社3年:韓国)、金希株さん(人社3年:韓国)、周小沁さん(経営3年:中国)及び劉迪さん(経済3年:中国)の5名が出場し、日頃の日本語学習の成果を思う存分発揮した。
優秀賞を獲得した武紫東さんは、小学生の時にふとしたきっかけで知った日本語の「かわいい」について、テーマ「大好きな『かわいい』」でスピーチを行った。日本人は高い美意識を持っており、「かわいい」は日本文化の一種として特に女性に影響を与え、普段の思考や行動まで支配しているように感じること、日本人は周りの人に可愛いものを発見した喜びを分かち合いたいという潜在的意識を持っていることから、会話の中で「かわいい」を頻繁に用いるのではないかと、日本で留学生活を送るなかで気付いたことを自身で分析したことを基に堂々とスピーチした。
今回の出場経験を活かすとともに、今後も本学での留学生活を通して、彼らがさらに上のレベルの日本語を修得することを期待したい。
なお、同コンテストの本選の様子は、通信用携帯アプリ「radiko.jp」のタイムフリー機能で、平成29年11月12日(日曜日)まで聴取できる。
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