読書や知識で表現力を磨こう―第17回松山大学図書館書評賞表彰式―

平成29年12月19日(火曜日)12時00分から、第17回松山大学図書館書評賞表彰式が行われた。同書評賞は教育活動の一環として、(1)学生の読書推進、(2)論理的文章を書く能力の養成、(3)文化・知的空間としての大学を活性化させることを目的として、平成13年度から始まった制度で、今回27編の応募の中から優秀書評賞2編、佳作5編が選ばれた。

表彰式では、溝上達也学長から優秀書評賞に輝いた石丸菜々子さん(経営2年)をはじめ出席した受賞者一人ひとりに表彰状と副賞が手渡され「今後も本学の図書館を大いに利用し、本との出会いを大切にしてください」と祝辞が述べられた。その後、審査委員より受賞作品の講評が述べられた。

受賞作は以下の通り。
 　
　【優秀書評賞】(2名)
　　石丸　菜々子(経営学部経営学科2年次生)
　　「写楽 閉じた国の幻」　島田荘司著、新潮社

　岩永　史佳(経済学部経済学科4年次生)
　　「日本幼児史:子どもへのまなざし」　柴田純著、吉川弘文館

【佳作】(5名)
　　梶田　貴弘(人文学部社会学科1年次生)
　　「カエルの楽園」　百田尚樹著、新潮社

　形山　菜摘(経営学部経営学科4年次生)
　　「はじめての短歌」　穂村弘著、河出書房新社

　丹　萌美(人文学部社会学科1年次生)
　　「みずうみの歌」　ほしおさなえ著、講談社

　仲田　知弘(短期大学商科第二部1年次生)
　　「エルニーニョ」　中島京子著、講談社

　六車　日菜子(経済学部経済学科3年次生)
　　「人工知能と経済の未来:2030年雇用大崩壊」　井上智洋著、文藝春秋