地域に生き地域とともに歩む高校生育成事業プロジェクトマネジメント研修

講師の中村剛 武蔵野大学教育学部講師

平成30年6月5日(火曜日)、10時00分から文京キャンパス本館6階大ホールにて、愛媛県教育委員会が主催する「地域に生き地域とともに歩む高校生育成事業プロジェクトマネジメント研修」が実施された。
　これは、平成30年3月29日(木曜日)に本法人と愛媛県との間で、地域の課題に迅速かつ適切に対応し、活力ある個性豊かな地域社会の形成・発展に寄与するために締結された包括連携協定により、本学の社会連携事業の一環として行われたものである。
　当日は、講師に熊谷太郎社会連携室長(本学経済学部教授)、中村剛武蔵野大学教養教育部講師を迎え、県下56校の生徒及び教員各1名、計112名が参加し、プロジェクトプラン策定のための手法を学んだ。

研修は1チーム6～7名の生徒と教員で構成され、午前の部では「記者会見」と題した自己紹介やそれに対する質問等が行われ、互いのパーソナリティについての理解や、各校の生徒との交流を深めた。
　

グループワークの様子

また午後の部では、与えられた条件を元に共同して課題解決を図る演習も行われるなど、研修を通して企画力や実践力、コミュニケーション力を養った。

参加者の森田茉樹さん(伊予高等学校2年)は「研修を通してコミュニケーション力が身についたり、計画を立てられるようになった。現在、授業の一環で商品開発を行うプロジェクトを行っているので、今後はこの研修で得たものを活かしてリーダーシップを発揮していきたい」と述べた。