未来の自分に出会えた2日間―2018オープンキャンパス―

平成30年8月4日(土曜日)・8月5日(日曜日)の2日間、2018オープンキャンパスが開催され、県内外から3,000名を超える高校生・保護者らが来場した。
　両日とも、今年度より来場者に向けて、受付会場で本学オリジナルDVDを放映し、オープンキャンパスの見所や魅力を紹介。参加者は、タイムテーブルを確認しながら、目当てのプログラムが開催される場所をチェックし、パンフレットを手に各プログラムに足を運んだ。
　「小論文対策講座」、「一般入試『英語』対策講座」が行われる2号館の会場には大勢の生徒や保護者が詰めかけ、対策に役立てようとメモを取っていた。また、学部学科別の模擬講義が8号館にて順次行われ、大学生が実際に受講している講義を体験する姿がみられた。

薬学部棟では、薬学部の紹介や模擬講義、研究に使われている最先端の分析機器を配置する機器センターの公開や生薬の標本展示、「薬の有効成分を作る、分ける：匂いと色」「顕微鏡で見る微生物の世界」「薬の作用をコンピューターで確かめよう」などの実験体験が各所で行われた。また、実際に軟膏を作ってみたり、粉薬を混ぜてみたりと実際の薬剤師が薬局で行っている作業を模擬薬局で体験していた。
　樋又キャンパスでは、各学科の学びの違いを知ることができる学科別ガイダンスや入試ガイダンス、「進学費用How much!?」「マツダイはなぜ就職に強いのか？」という親子参加型プログラムの実施、応援團チアリーダー部などによるサークルパフォーマンス、学生企画として在学生や教職員に松山大学の詳細を聞くことができる相談コーナーが設けられ、来場者は各所で具体的な話を聞き、気になっている点や不安な点を解消するなどして、これからの大学生活を思い描いていたようである。

施設紹介編としては、蔵書数約96万冊を誇る図書館、就職やキャリア支援の拠点であるキャリアセンター、本学の同窓会の拠点である温山会館に訪れた来場者に向けて各所のスタッフが丁寧に施設を紹介していた。サークル活動の拠点となる御幸キャンパス、久万ノ台グラウンドを見学するバスツアーでは、高校生・保護者が施設の広さに驚きながらも本学学生が部活動に励む風景を見学していた。また、各所で在学生によるキャンパスツアーも行われた。

当日は「松大みきゃん」もキャンパスを訪れ、多くの来場者と記念撮影するなど和やかな雰囲気に包まれていた。両日とも在学生が県内外から来場した方の出迎えや見送りをしたりするなど高校生や保護者と積極的に触れ合っていた。