薬学部 奥山准教授が奨励賞を受賞 ー日本薬学会薬理系薬学部会ー

受賞講演をする奥山准教授

日本薬学会薬理系薬学部会では、毎年卓抜な功績を挙げた若手研究者に対して「薬理系薬学部会奨励賞」を授与しているが、平成29年度は本学薬学部・奥山聡准教授（薬理学研究室）が受賞した。授賞講演と表彰式は、8月23日（木曜日）から24日（金曜日）にかけて福岡大学病院 福大メディカルホールで開催された「生体機能と創薬シンポジウム2018」において行われた。

奥山准教授は、受賞講演において「柑橘果皮の抗認知症作用を活かした食品の開発とその作用機序の解析」と題した研究の成果を発表した。柑橘機能性成分に関する基礎研究の成果、またこれらの成果をもとに、柑橘果皮粉末を機能性食品素材にしようとする応用研究の試みを紹介したものであり、座長をはじめ多くの研究者の注目を集めるものであった。奥山准教授は、「これからも研究に邁進し、社会に貢献できるようにがんばります。」と今後の抱負を語ってくれた。