社会学再入門―大学院社会学研究科学術講演会―

2018年10月26日(金曜日)16時00分から 、松山大学樋又キャンパスH2A教室にて、松山大学大学院社会学研究科学術講演会が開催された。

講師には慶應義塾大学文学部教授の浜日出夫氏を招き、「社会学再入門」
と題して講演が行われた。
マルクス・ウェーバー・デュルケムという社会学の基礎を築いた社会学者たちが活躍した時代は、伝統社会から近代社会に移行する変動期であった。現代は、その第一の近代から第二の近代に移行する大変動の時代であり、これまでの社会学では解けない時代が来ようとしていることが述べられた。そこで、改めて社会学を学びなおす意味があるということが訴えられ、「再入門」の意義が説かれた。

参加した約200名の学生たちは浜教授の講演に熱心に耳を傾け、活発な質疑応答が行われるなど、有意義な講演会であった。