- 2019年07月11日
- トピックス学術・研究社会連携受験生・保護者の方
地域の更なる活性化を目指して―愛媛大学・松山大学連携事業成果報告会―
2019年7月8日(月曜日)16時00分から、愛媛大学・松山大学連携事業成果報告会が、愛媛大学城北キャンパス校友会館2階サロンにて開催され、両大学の教職員あわせて約40名が参加した。
この連携事業は、平成22年3月より愛媛大学との間で締結している『愛媛大学と松山大学との教育・研究交流協定』のもと実施されており、それぞれの大学における教育・研究等の特色を尊重し、相互の交流と協力を推進することにより教育・研究の充実を図り、社会に貢献することを目的としている。平成30年度の実施種目は(1)学生教育の活性化、(2)地域の活性化とし、3件の事業が採択されている。
今回の報告会では、3件の連携事業(下記)の成果が報告された。それぞれの発表者は持ち時間の20分を最大限活用して熱のこもった発表がなされるなど、両大学間での活発な知的・人的交流が行われた。
発表後、報告事業のうち優秀な取り組みに贈られる「学長賞」は選考の結果、「機能性成分トコトリエノール含有はだか麦の認知症予防効果」(実施責任者:愛媛大学農学研究科教授 荒木 卓哉、共同実施者:愛媛大学農学研究科准教授 八丈野 孝、松山大学薬学部准教授 奥山 聡)が選ばれ、愛媛大学の大橋学長より賞状と副賞が手渡された。
【報告事業】(発表順。【*】は「学長賞」受賞事業)
1.「『微生物オープンキャンパス』の実施による地域への微生物学発信」
2.「機能性成分トコトリエノール含有はだか麦の認知症予防効果」【*】
3.「愛媛県下の病院において導入が進んでいるオゾン水による抗がん剤汚染除去の有効性の検証」
報告会終了後、愛媛大学城北キャンパス校友会館1階レストラン「Maple」にて、両大学の学長・副学長をはじめ事業に携わる教職員が参加して交流会が開かれ、両大学の取り組みや研究内容の情報交換が行われた。
学術研究の推進、社会貢献など、高等教育機関を担う愛媛県の主要大学としての使命を果たすべく、今後さらに連携・協力を推進していく。
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