「危機管理セミナー」を開催

2019年6月22日（土曜日）13時30分から8号館2階821番教室にて、夏季休暇中に海外への渡航を予定している愛媛県内の学生約300名を対象に危機管理セミナーが開催された。本学からは、短期語学研修や海外語学研修助成度等の参加者約30名が参加した。講師として、一橋大学国際化推進本部総括ディレクターで、海外留学生安全対策協議会の理事でもある服部まこと氏を招き「海外留学・研修のための危険管理セミナー」と題してご講演いただいた。

海外に渡航する際の様々なリスクとして、麻薬や銃撃事件などの「キャンパス・クライム」、「窃盗・強盗・詐欺」、「カルチャーショック」の具体的な事例をもとに、どのように対応すべきかを教えていただいた。そして、安心安全な留学のために、何か問題が起きた時に相談できる場所を知っておくことも大切であると説明された。カナダでの大麻の合法化など、学生が実際に渡航する国での事例も挙げられ、参加学生は自分事として真剣に聞いている様子が見受けられた。

危機管理セミナーを通して、日本では想定できない海外で起こり得るリスクを理解し、危機管理意識を持つことの大切さを改めて学ぶ機会となった。