大規模地震を想定した「防災消防訓練」を実施

2019年10月10日(木曜日)、本学文京キャンパス2号館と9号館において、学生・教職員が松山市消防局の協力を得て、防災消防訓練を実施した。
　訓練は10時55分より、震度6強の大規模地震が発生、2号館211番教室にて火災及びケガ人が発生したことを想定して行われた。地震発生直後の非常放送後、災害発生時における初動体制をとり、教職員は各部隊の隊長の指示に従って、「避難」「救護」｢消火｣等について、それぞれの任務を遂行した。
　まず出火場所やケガ人の状況、建物の崩壊の有無などについての通報等、状況把握や各担当者からの情報収集を適切に行うための訓練がなされた。各教室では授業を中断し、学生は教職員の指示に従いグラウンドに避難した。教職員らは、取り残された負傷者の搬送をするなど、本番さながらの緊張感を持って取り組んでいた。
　引き続き、9号館にて消火訓練に臨んだ。消火栓・消火器を適切かつ安全に使用する方法について、手順を一つひとつ確認した後、火災が発生したことを周囲に大きな声を発して知らせながら消火することを体験した。

　本学は、教職員一人ひとりの防災意識と危機対応能力の更なる向上を図り、大規模な災害が発生した場合には、冷静、迅速、そして適切に行動をすることができるように、今後も定期的に訓練を続けていく予定である。