法学部宮下雄一郎准教授が第2回日本防衛学会猪木正道賞奨励賞を受賞

 本学法学部の宮下雄一郎准教授がこの度、第2回日本防衛学会猪木正道賞 奨励賞を受賞し、発表・授与式が平成28年11月25日(金曜日)に防衛大学校にて開催された日本防衛学会平成28年度(秋季)研究大会において行われた。

この賞は、日本の防衛と安全保障並びに国際平和に関する分野において優れた業績をあげた個人(またはグループ)に対して授与されるもの。
　選考は2015年4月から2016年6月までに日本国内で発表された著作で、会員が自薦・推薦したものを対象に行われた。この度受賞対象となった業績は、宮下准教授が政治における理想と現実のバランスをテーマに著作した『フランス再興と国際秩序の構想―第二次世界大戦期の政治と外交』（勁草書房、2016年）である。
　宮下准教授は受賞に際し「安全保障をめぐる問題について考えるにあたって、歴史を参照することの重要性を評価していただけて大変嬉しく思います。身の引き締まる思いです」と喜びを語ってくれた。