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2016年11月11日
学術・研究社会人の方研究者・企業の方薬学部

薬学部高取真吾講師が日本薬学会中国四国支部奨励賞を受賞

本学薬学部の高取真吾特任講師(臨床薬学教育研究センター)は、平成28年度日本薬学会中国四国支部奨励賞を受賞し、表彰式及び受賞記念講演が平成28年11月5日(土曜日)から11月6日(日曜日)にかけて就実大学で開催された「第55回日本薬学会・日本薬剤師会・日本病院薬剤師会中国四国支部学術大会」において行われた。
 本賞は、日本薬学会中国四国支部若手会員の学術活動の向上に役立てるべく、卓抜な功績を挙げた若手研究者に対して顕彰するものであり、「インスリン抵抗性高血圧における血管周囲神経の役割」と題した研究の成果に対して贈られた。受賞講演では、2型糖尿病患者において高頻度に認められる高血圧の発症メカニズムの解明を目的として、血管周囲神経を介した血管機能調節に及ぼす高インスリン血症および高血糖の影響とインスリン抵抗性改善作用を有する薬剤や健康食品などの改善効果について説明した。さらに本研究結果の展開が、糖尿病を有する高血圧患者に対する治療薬の選択肢に新たなエビデンスを提案可能である展望についても述べた。

高取講師は、「これからも臨床現場における問題点について基礎・臨床研究を通して解決し、多くの疾患で苦しむ患者さんのために社会貢献ができるように研鑽していきたい」と今後の抱負を語ってくれた。

 

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