愛媛大学医学部・松山大学薬学部学生合同実習を開催

平成28年3月20日(日曜日)、松山大学9号館(薬学部棟)にて、愛媛大学と松山大学との連携事業「医学部・薬学部共通フィジカルアセスメント教育プログラムの開発」の一環として「愛媛大学医学部・松山大学薬学部学生合同シミュレーション実習パイロット授業」を実施した。

これは、シミュレータを使用したフィジカルアセスメント実習の先進である北海道薬科大学のプログラムを、両大学の学生が合同で学ぶことで得られる学習効果を測るために企画したものである。

実際に演習を担当している加納誠一朗北海道薬科大学教授と藤本哲也同大学講師を招聘し、症例に基づいて医学生と薬学生が薬物治療における問題点を協議し、患者シミュレータを用いてバイタルサインの測定を行い、適正な治療を共に考えた。

学生版カンファレンスは貴重な体験となったが「危険なバイタルサイン」に対するアセスメント能力の弱さも明らかとなり、今後の教育プログラム構築に向けて検討していく予定。