2016年02月09日
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これからの野球人生に活かして―少年少女野球教室開催―
平成28年2月6日(土曜日)9時00分より、松山大学久万ノ台グラウンドにて、松山大学硬式野球部主催の「少年少女野球教室」が開催され、松山市内の小学校から 51名が参加した。この野球教室は、小学校のソフトボール部を引退した児童に集まってもらい、中学校進学前に野球に慣れてもらう目的で実施している。平成23年から行われ今年で6回目の開催。
開講にあたり、本学硬式野球部の井上浩次監督が「中学、高校、大学でも野球を続けて欲しい。また、技術はもちろん、挨拶、返事、礼儀作法なども学んで、これからの野球人生に活かしてください」と挨拶した。
まず、小学生は大学生の間に入りランニングやストレッチを行い、体を温めた。その後の守備練習では、基本動作について大学生が見本となり、キャッチボールやゴロの捕球練習等を繰り返し行った。走塁練習では、ソフトボールには無かったリードの取り方を中心に、目線の動きやスライディング時の手の付き方などを指導した。バッティング練習では、硬式ボールの鳴り響く快音と、バットの芯を外した時の手の感触に驚いていた。バッティング終了後「小学生対大学生とのソフトボール1打席真剣勝負」も行い、小学生のエースと大学生主軸バッターとの真剣勝負でグラウンドは盛り上がった。練習メニューの最後には、ベースランニングリレーが行われ、大学生も混ざり4チーム対抗で競争を行った。最後は、恒例のカレーが振る舞われ、充実した野球教室は閉講した。
本学硬式野球部主将の光田一樹さん(経済3年)は「小学生に指導をすることで、自分たちも基礎を見直すことができた。また、自分が小学生の頃を思い出させてくれて、初心に返ることができた」と話した。
参加した小学生からは「初めて硬式ボールでピッチング練習をしました。ソフトボールとは違う体の動きを学べました」「大学生が丁寧に教えてくれてわかりやすかった。大学まで野球を続けていきたい」「ソフトボール対決で大学生が真剣勝負をしてくれて鳥肌が立った。嬉しかった」などの感想があった。
本学硬式野球部では、この野球教室を通して、小学生により野球を好きになってもらうことや、松山大学を知ってもらうこと、大学生の指導力向上ならびに基礎の再確認を期待しており、今後も継続して行う予定である。