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2016年01月19日
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書籍『内子町のまちづくり』が愛媛出版文化賞を受賞

この度、松山大学の鈴木茂経済学部教授と稲本隆寿内子町長が編著した『内子町のまちづくり 住民と行政による協働のまちづくりの実践』(晃洋書房)が第31回愛媛出版文化賞の研究・評論部門賞を受賞した。

この書籍は、これまで40年もの間「住民主体」を軸に展開してきた内子町活性化の事業例をまとめたもの。内子町は道の駅「内子フレッシュパークからり」の開設や、歌舞伎劇場「内子座」の復元など、行政と住民が協働したまちづくりに積極的に取り組んでおり、その実例紹介及び成果を一つの形にまとめ、地域づくりの一助とするために発刊された。
 鈴木教授は今回の受賞に際し「本書をまとめる契機となったのは経済学部特殊講義『まちづくり学―内子町のまちづくり実践塾―』であり、内子町の担当者の講義をとりまとめたものである。まちづくりに関する書籍は数多く刊行されているが、担当者が自らの仕事を総括し、到達点と今後の課題をまとめたものは他に類のないものであろう。内子町職員の専門的行政能力の高さを実証するものであり、その点が評価されたものと考えられる。人口減社会に移行し、地方消滅が叫ばれている中、人口減社会において持続可能な地域社会を構築するには、住民、行政、地域の大学・研究機関とのパートナーシップをどのように編成していくか問われているが、内子町の取組から学ぶことが多い。学生諸君、特に、地方公務員を目指す学生には是非とも一読してほしい本である」と総括を語ってくれた。

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