薬草へのいざない―薬用植物園でくすりについて学ぶ for 高校生―

2021年7月18日(日曜日)10時30分から、本学御幸キャンパスにある薬学部附属薬用植物園にて「薬草へのいざない―薬用植物園でくすりについて学ぶ for 高校生―」が愛媛県内の高校生を対象に開催され、高校生とその保護者11名が参加した。

まず、薬学部生薬学研究室の担当教員より、薬草へのいざないとして生薬や漢方薬などのくすりについての説明や身近な植物が私たちの健康維持に活用されていることなどが説明された。次に、漢方薬の葛根湯に含まれる生薬の実物を見ながら、原料となる植物の説明を受け、漢方薬の調製について見学・体験した。その後、薬用植物園内を教員が植物の解説をしながら見学し、開花している花を見たり、ハーブのにおいを嗅いだりしながら、薬のもとになる植物を観察していた。当日はあいにくの天気であったが、生徒らは傘の中、説明を聞きながら熱心にメモをとる姿が見受けられた。

参加した生徒からは「身近な植物が民間薬や漢方薬に使われていて驚いた」「もっと薬草について知りたいと思った」などの感想が寄せられた。