- 2022年01月28日
- トピックス社会連携受験生・保護者の方
新たなビジネスプランを提案―えひめベンチャー起業塾卒塾式―
愛媛県、公益財団法人えひめ産業振興財団及び学校法人松山大学の共催による官学プロジェクト「えひめベンチャー起業塾」(第8期・全15回)は、全てのカリキュラムが終了し、2022年1月24日(月曜日)18時30分より本学樋又キャンパスにて、締めくくりとなるビジネスプラン受賞発表会及び卒塾式が行われた。
「えひめベンチャー起業塾」は、平成26年度から毎年、本学が愛媛県及び公益財団法人えひめ産業振興財団と連携して実施しているもので、愛媛県内産業の新陳代謝を促し、地域経済の活性化と地域雇用の創出につなげていくことを目的に「新たな価値を創造し、起業への扉を拓く」と題して、起業家の育成を目指すものである。今年度は28名(社会人14名、学生14名)が卒塾した。
15回の講義で学んだ市場分析などのノウハウを活かし、塾生が15チーム(チーム:8・個人:7)に分かれビジネスプランを作成し、1月17日(月曜日)に発表。起業家、県庁職員及び財団職員、大学教員が審査し、団体2組と個人2組の4つのビジネスプランの入賞が決定。この日、最優秀賞・優秀賞を発表し表彰状が送られた。
愛媛県経済労働部産業支援局の佐藤努局長は「起業塾で学んだ様々なことはどんな仕事に就いても大変役に立ちます。本気で起業を目指す方にはサポートさせていただきたい。起業するということも人生の選択肢の一つであると心にとどめていただきたい」と卒塾生を激励した。
えひめベンチャー起業塾の講師であり、プロジェクトリーダーの本学経営学部東渕則之教授は「塾生の皆様が作成したビジネスプランはターゲット顧客が明確になっており、ジョブが掴めているが、テストマーケティングや地域の課題解決につながるかといった点については改善の余地があります。しかしながら、例年と比べても非常にレベルの高いビジネスプランが揃った年でした」とプロジェクトを振り返り、塾生の今後へ期待を寄せた。また、参加した学生は「塾生の皆さんからたくさん刺激を受けました。ビジネスプランを形にして飛躍させていきたい」と今後の意気込みを語ってくれた。
受賞プランは以下のとおり。
【チームの部】
・最優秀賞:新米ママのための「ママサポ」
・優秀賞 :里山ホームステイ
【個人の部】
・最優秀賞:就活基地
・優秀賞 :ダンサーとお店の提供場所のマッチング
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