1,156名が夢への第一歩を踏み出す―2021年度松山大学大学院修了式・松山大学卒業式―

2022年3月18日(金曜日)11時00分より、愛媛県県民文化会館メインホールにて「2021年度松山大学大学院学位記授与式、松山大学卒業証書・学位記授与式」が行われた。
　今年度も新型コロナウイルス感染症拡大防止対策を徹底するため、出入り口での手指消毒、マスク着用の徹底、保護者の来場は1家庭につき1名にするなどの感染対策を行った。

式では、新井英夫学長より大学院修了生に学位記が、松山大学5学部6学科卒業生に卒業証書・学位記がそれぞれ代表者に手渡された。
　新井学長は式辞で「皆さんは、これから予測困難な不安定な時代を生き抜いていかなくてはなりません。そのためには、数ある情報の中から、今、必要なことは何であるのかをしっかりと取捨選択し、一人ひとりが自覚と良識に基づき行動することが重要になってきます。様々な課題に対して、自分の頭で考え、学び、そして、新しい道を切り拓いていってください」と餞の言葉を贈った。続いて、同窓会組織である温山会の大城戸圭一会長代行より祝福と激励の祝辞が述べられた。
　次いで、学長賞の表彰が行われ、学業成績優秀者19名、課外活動成績優秀者10名に賞状と記念品が贈られた。

卒業生答辞では、修了生と卒業生を代表して門田花さん(薬学部)が「私たちは、自ら学び、生活に活かしていこうとする態度、社会において他者と誠実に向き合い、互いを尊重しようとする態度を身に付けることができました。大学生活を通して培ったこの『三実』の精神を糧とし、大きな壁も一つずつ乗り越えていくことを決意いたします」と強い決意が述べられた。続いて卒業生を代表して河野真那さん(経済学部)より記念品の目録が新井学長へ手渡された。

式を終えた卒業生らは、教職員や友人たちと記念撮影を撮るなど、大学生活最後の時間を過ごしていた。