2022年度今治西高校での出張講義を開催

令和4年4月20日(水曜日)、愛媛県立今治西高等学校において、高大連携事業として出張講義が開催された。

本事業は、今治西高校におけるZEST※(総合的な学習の時間)の一環として実施されている。本学からは、講師として、井草剛経済学部准教授、成瀨一明経営学部教授、森岡千穂人文学部准教授、松田龍彦法学部准教授、野元裕薬学部教授が参加した。今回は初回ガイダンスとして、主に講師の自己紹介を兼ねた研究概要紹介及び学問分野（テーマ）の説明がなされた。
　受講生徒が取り組むテーマは「薬学」「細胞」「遺伝子」「統計学」「仮想通貨」「刑法」「憲法」「災害心理学」「社会心理学」等の専門的な内容から「コロナウイルス」「有給休暇」「ネットショッピング」「少年法」「スマホ」等の身近な内容まで多岐にわたっており、受講生徒は講師との質疑やグループワークで議論を通じて、積極的に取り組んでいた。

受講生徒は今後、6月の中間発表に向けて、決定した研究テーマに沿って課題発見・仮説設定・研究方法設定を行い、研究計画書を作成していくこととなる。その上で、10月の最終発表に向けて7月までにデータ収集、8月までに分析を行っていく予定となっている。

※ZEST…当該校における総合的な学習の時間の名称。英語「ZEST FOR LIVING」の冒頭「ZEST」が由来。