ミニオープンキャンパスを開催―リアルな大学生活を体感―

2022年4月29日(金曜日)に松山大学ミニオープンキャンパスが開催され、県内外から約100名の高校生及び保護者らが訪れた。

文系コースでは、まず大学の概要、入試制度、学部・学科の特徴に関する説明が行われた。その場で配布したQRコードを読み取ってクイズの回答や意見を受け付け、参加者と対話しながら進められた。続いて、経済学部経済学科の熊谷太郎教授による「『覆水盆に返らず』を経済学で考えてみよう」をテーマとした模擬授業が行われ、個人の意思決定に影響を与える要素を具体的な状況を例に挙げながら経済学的な視点について説明された。その後、本学学生2名による大学生活の紹介が行われた。参加者は、実際に本学に通う学生の体験談に熱心に聞き入っていた。その他、学食体験や図書館や樋又キャンパス等の学内施設見学が行われた。

薬学コースでは、まず大学の概要・薬学部の紹介がなされた後、模擬授業「薬学へのプロローグ：グループ学習の方法」が実施された。「薬学へのプロローグ」とは薬学部１年次に学生生活、薬学部での勉強方法、卒業後の進路当を学ぶ必修科目である。今回はその中でもグループ学習の方法について在学生を交えながら短縮版として行われた。参加者は講師や在学生のリードのもと、真剣にワーク取り組んだ。続いて、調剤体験やフィジカルアセスメント、薬学部棟見学ツアーなど、様々なプログラムを体験した。

参加した生徒からは「大学が身近に感じられた」「図書館の本の量が多く驚いた」「施設がきれいで充実していた」などの声が聞かれ、対面式ならではの体験を通じて、具体的な大学生活をイメージする良い機会となった。