日本生薬学会第68回年会（愛媛）を開催

2022年9月10日(土曜日)、11日(日曜日)、日本生薬学会第68回年会（愛媛）〔年会会長　天倉吉章（松山大学薬学部生薬学研究室 教授）〕がオンラインで開催され、大学、研究所、企業、病院・薬局などの教員、研究員、学生、薬剤師など全国から約700名が参加しました。当初、松山大学文京キャンパスを会場として準備を進めていましたが、国の新型コロナウイルスBA.5強化宣言、愛媛県のBA.5医療危機宣言を踏まえ、急遽オンライン開催に変更し開催されました。

現地開催で予定されていたイベントがすべて取りやめの中、開会式において薬学部4年生の木本彩栄子さんの書の披露がライブであり、「生薬学 未来へ」と力強い書が披露されました。

学会はライブ配信で行われ、一般講演（口頭、ポスター）、会長講演、特別講演、シンポジウム、市民公開講座、ワークショップ等、オンライン開催の制限のある中、生薬、天然物化学、漢方薬や機能性食品等も包括したテーマの研究発表や講演が2日間繰り広げられ、活発な質疑応答等が展開されました。

日本生薬学会は、今年で創立75周年を迎える歴史ある学会で、生薬学に関する学術の進歩および普及をはかり、生薬学関係者・会員の研究成果の発表および研修をする機会を提供し、もって学術文化の発展に寄与することを目的としており、年1回、全国規模の学会を開催しており、今回の開催が68回目となります。

• 日本生薬学会第68回年会　ホームページ　https://smartconf.jp/content/jsp68/
• 一般社団法人 日本生薬学会　ホームページ　http://www.jsphcg.or.jp/