ミニオープンキャンパスを開催―リアルな大学生活を体感―

2022年10月10日(月曜日)に松山大学ミニオープンキャンパスが開催され、県内外から約100名の高校生及び保護者らが訪れました。
文系コースでは、まず大学の概要、入試制度、学部・学科の特徴に関する説明が行われました。その場で配布したQRコードを読み取ってクイズの回答や意見を受け付け、参加者と対話しながら進められました。続いて、教室を離れ学食体験や図書館、樋又キャンパス等の学内施設を見学し、学生で賑わうキャンパスの日常を感じていただきました。その後、本学学生2名による大学生活の紹介が行われました。高校と大学の違い、大学での学び、ゼミ活動、一人暮らしについてなどの現役大学生の話に参加者は熱心に聞き入っていました。最後に、法学部法学科の水野貴浩准教授による「契約に関するルールを知ろう＜基礎編＞」をテーマとした模擬授業が行われました。

薬学コースでは、まず大学の概要・薬学部の紹介がなされた後、模擬授業「薬学へのプロローグ：グループ学習の方法」が実施されました。「薬学へのプロローグ」とは、薬学部１年次に学生生活や薬学部での勉強方法、卒業後の進路等を学ぶ必修科目です。今回はその中でもグループ学習の方法について在学生を交えながら短縮版として行われました。参加者が互いに知識を共有しながらすすめる「ジグソー法」を取り入れた授業に、参加者は講師や在学生のリードのもと真剣にワーク取り組みました。続いて、調剤体験やフィジカルアセスメント、薬学部棟見学ツアーなど、様々なプログラムを体験しました。

参加した生徒からは「施設が充実しており、学習しやすい環境が整っていた」「学生の生活リズムが分かり、入学後をイメージしやすくなった」「大学の授業の雰囲気が伝わった」などの声が聞かれ、対面式ならではの体験を通じて、具体的な大学生活をイメージする良い機会となったようです。