新たな価値を創造し未来を拓く—第9期えひめベンチャー起業塾―

2022年10月10日(月曜日)13時00分から松山大学樋又キャンパスにて、「第9期えひめベンチャー起業塾」の入塾式が行われました。

えひめベンチャー起業塾は、2014年に愛媛県及び公益財団法人えひめ産業振興財団と創業・ベンチャー支援の促進等に関する連携・協力協定の締結を行い、愛媛県内産業の新陳代謝を促し、地域経済の活性化と地域雇用の創出につなげていくことを目的に「新たな価値を創造し未来を拓く」と題して、起業家を育成する取り組みを行い、これまでに185名の卒塾生を輩出し、14名の方が起業しています。今年度は松山会場25名、新居浜会場7名、オンライン7名、計39名が受講しています。

開講に先立ち行われた入塾式では、山口巧副学長より「将来起業したい方、自分の可能性を広げたい方、入塾した理由はそれぞれだと思いますが、著名な講師陣の講義やアドバイスにより、有意義な時間を過ごし、夢の一歩となるきっかけにしてください」と受講生へ激励の言葉が贈られました。松山短期大学西岡久継准教授よりベンチャー起業塾の全体像についての説明がなされた後、サイボウズ株式会社代表取締役社長の青野慶久氏から「サイボウズの起業から現在まで」と題して基調講演が行われました。松山市で起業してから現在までの道のりをお話しいただくとともに、受講生からの多くの質問にもお答えいただきました。その後の交流会では、受講生ひとりひとりから自己紹介や起業に対する想いなどが語られました。ベンチャー起業塾は、来年1月まで全14回の講義が実施されます。