松山大学公開講座を新居浜市生涯学習センターで開講

2022年12月3日(土曜)、新居浜市生涯学習センターで「松山大学公開講座―時代とともに生きる―」が開講され、「ｅスポーツによる地方創生」というテーマで、撃鯛杯を企画・運営した学生の目線で考えるeスポーツ大会に関する講演がありました。

2021年11月21日に開催されたｅスポーツ大会「撃鯛杯」における学生運営チームのリーダーを務めた横田美有さん（経営4年）によるプレゼンテーションを交えて、松山大学経営学部で開講されている情報コース特殊講義ｅスポーツビジネスマネジメントの授業を受講した学生が中心になってプロジェクトを組織し、若い感性と斬新な発想で取り組んだ活動の内容を紹介しました。

Ｚ世代にアプローチするマーケティング戦略として「愛南の真鯛」の全国における消費拡大に取り組んだプロジェクトの成果とともに、その“秘策”が明らかとなりました。横田さんは、学生の「やってみたい」という気持ちを活かす環境や地域との関わりが持てる企画が今後も増えていくと嬉しいと述べました。受講者からも多くの質問が寄せられ、白熱した議論が繰り広げられました。

熱心に受講された方々からは「ｅスポーツを通じて地域連携の取り組みを知ることができて良かった」「SNSを利用したデジタル・マーケティングの実践について知ることができた」「遊びで終わるのではなく、真剣に地域とのかかわりを持ったため、成功したのではないか」などの感想が寄せられ、ｅスポーツによる地方創生に対する興味・関心の高さがうかがえました。

なお、本講座は全10回行われ、松山大学の教授陣による分かりやすい解説のもとに、現代社会を読み解く目を養っていく目的で開講されています。