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2023年03月22日
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岩橋勝名誉教授が日本学士院賞を受賞

この度、本学の岩橋勝名誉教授が、日本学士院賞を受賞しました。
 この賞は、日本学士院が毎年優れた学術研究を選定し、その研究に関わった研究者に対して授与される、大変名誉ある賞です。歴代の受賞者には、野口英世、金田一京助博士や、ノーベル賞受賞者の湯川秀樹、山中伸弥、本庶佑博士らが名を連ねる、学術研究において特に権威のある賞の一つです。今回は、岩橋名誉教授のほかに、QRコードを開発したデンソーウェーブ主席技師の原昌宏氏らが受賞しています。

岩橋名誉教授から「地方私大関係者には無縁の、雲の上の賞と思っていましたので、たいへん驚いています。私の研究は在職中からコツコツと進めており、20年ほど前にはおおむね学界である程度の評価は得ていました。しかし、残念ながら退職時までにはまとめ上げることはできず、出版もあきらめかけていました。そんな折、初代部長として創設から関わった女子駅伝部が全国優勝を成し遂げました。部員・監督達が一体となって得た成果を間近に見て、私も沢山の活力をいただくことができました。自由な研究環境のもと、43年間お世話になった松山大学の皆さんや、600人を超えるゼミ卒生ともども、この栄誉を共有したいと思います。」と、受賞に対するコメントをいただきました。

今回の受賞は、徳川時代の貨幣史研究に新たな分析視角を導入し、斬新な事実と解釈を提示した岩橋名誉教授の著書『近世貨幣と経済発展』(名古屋大学出版会、2019年10月)において、近世における経済発展の態様(状況や様子)を検討するための新たな視角と枠組みを提供した点が、高く評価されたことによるものです。

今年で創立100周年を迎える本学は、80歳を超えてもなお現役研究者として活躍する岩橋名誉教授に続き、さらに研究力を高めてまいります。

このページに関するお問合せは下記までお寄せください。
入学広報課
電話
089-926-7140

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