2023年度社会人基礎力育成事業活動報告会を実施

2024年4月11日(木曜日)本学樋又キャンパスH2B教室にて、「2023年度社会人基礎力育成事業活動報告会」が開催されました。

「社会人基礎力」とは、「前に踏み出す力」、「考え抜く力」、「チームで働く力」の3つの能力から構成されており、「職場や地域社会で多様な人々と仕事をしていくために必要な基礎的な力」として、経済産業省が2006年に提唱しました。

本学社会人基礎力育成事業は、自治体や企業等と連携しながら、学生に対して社会人として要求される実用的・実学的知識の習得を促し、ライフステージの各段階で活躍し続けるための基礎となる「前に踏み出す力・チームで働く力・考え抜く力」(3つの能力)を涵養することを目的に行われています。2023年度は「愛南マダイ応援隊」「iProject!(アイプロジェクト)」、「ZooProject(ズ―プロジェクト)」、の3プロジェクトが実施されました。

報告会開催にあたり、池上真人社会連携室長より「社会人基礎力育成事業は、実学を大事にしている本学にとって、社会連携の中でも大切な事業です。皆さんがしっかり取り組んできた一年間の活動の成果報告を楽しみながら聞いてください」と挨拶がありました。
　報告会では、各プロジェクトによる活動報告と担当教員からの講評がなされました。愛南マダイ応援隊の清水穂乃さん(経営学部2年)は、「活動に積極的に参加することで主体性を身に着け、課題を見つけ、見つけた課題に対して解決策を考えるなど、次の活動に踏み出す力を身に着けることができました」、iProject!の田端旺次郎さん(法学部4年)は、「活動を通じて、事業者や団体、メンバーと協力して一つの商品を作るということにやりがいを感じました」、ZooProjectの原田和季さん(法学部3年)は、「一つの目標に向かって周囲の人々を巻き込み、協調性をもって活動に取り組むことの重要性を知り、自分の考えをわかりやすく伝える力が身につきました」と述べました。

活動報告後は、各プロジェクト間で質疑応答がなされ、協力事業者の決定方法やアンケート実施について共有し合いました。
　上記3つのプロジェクトは、2024年度も引き続き社会人基礎力の3つの能力を更に向上させながら、実施されます。