薬草へのいざない2023―薬用植物園でくすりについて学ぶ for 高校生―を開催

2023年7月16日(日曜日)10時30分から、梅雨明け間近の雲一つない青空の下、本学御幸キャンパスの薬学部附属薬用植物園にて「薬草へのいざない2023―薬用植物園でくすりについて学ぶ for 高校生―」が開催され、愛媛県内の高校生とその保護者等10名が参加しました。

まず、生薬学研究室の天倉吉章教授より「西洋薬と和漢薬」の概要についての解説があり、西洋薬と和漢薬の違いについての説明がなされました。続いて、漢方薬「葛根湯」に使われている生薬のもととなる植物について解説がなされ、配剤される生薬を観察しながら、参加した高校生自ら交替で葛根湯の構成生薬の調合を体験しました。その後、2班に分かれ、教員引率の下、薬用植物園内を見学し、園内で育成されている様々な植物の説明を聞きながら実際に葉を手に取り、匂いを嗅いだり、植物の形や特徴を確認しながら薬のもととなる植物を観察しました。