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2023年07月31日
トピックス社会連携学生受験生・保護者の方研究者・企業の方

本学学生×桜うづまき酒造×若手農業団体のコラボが規格外の県産柑橘を使ったリキュールを開発―「推し柑(おしかん)」お披露目式を開催―

松山大学では、本学学生と桜うづまき酒造株式会社、食品ロスの課題に取り組む若手農業団体 きりぬきの3団体コラボレーションにより、愛媛県産の規格外柑橘を使用したリキュール「推し柑(おしかん)」を開発し、7月27日(木曜日)13時00分から本学樋又キャンパスのアカデミック・ソーシャル・コモンズにてお披露目会を開催しました。

本プロジェクトは、桜うづまき酒造ときりぬきでコラボ商品を企画しようと話が進んだ際、お酒離れが進んでいるといわれる若者の意見も取り入れたいと、本学学生にお声がけいただいたことがきっかけでスタートしました。3月末から約4ヶ月間、使用するアルコールの選定や、配合比率等のレシピ開発、瓶やキャップの選定、商品名の検討、ラベルパッケージのデザインなど全ての行程に学生が携わって商品が完成しました。

このお酒には、きりぬきが作った伊予柑や河内晩柑のジュースと、桜うづまき酒造の「にごり酒」が配合され、果汁50%で甘みと酸味、苦みのバランスがよく、すっきりとした味が特長です。「若者にも飲みやすいように」との学生の意見をもとに、アルコール度数は5%と低めに設定してあります。また、愛媛県産の規格外柑橘を利用することで、SDGsの達成にも貢献しています。

お披露目会では、冒頭に池上真人副学長・社会連携室長から挨拶がなされた後、桜うづまき酒造ときりぬきの代表者の方やプロジェクトに参加した西村和真さん(人文4年)による商品説明が行われました。西村さんは「ラベルデザインひとつにもたくさんの制限があることや、ほんの少しの配合の違いで味が変わってしまうことなど、ひとつの商品を作り上げることの大変さを学びました。規格外商品をお酒にすることで、こんなに美味しくなるんだという認識を持ってもらえれば、いい方向に向いていくんじゃないかと考えています。若い人にどんどん飲んでもらいたいです」と語ってくれました。
 最後に、桜うづまき酒造株式会社 秋滿寛取締役にご挨拶いただき、お披露目会は終了しました。

なお、「推し柑」は800本の限定商品で、道後商店街やロープウェイ街の土産物店などで販売されています。

活動の詳細はこちら

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社会連携課
電話
089-926-8246

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